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SFに関するitaのブックマーク (215)

  • 天下無敵の独り言: 白熱光

  • 『とかげの月』/徒然: 『マーズワン計画と、虫』のこと。

    『マーズワン計画と、虫』のこと。 菌は認めない。 ホコリみたいなエビとか、ゾウムシとかも微妙。 だが、虫は。 それなりに知能らしきものがあり、細胞分裂ではなく「産む」という機能を有していることもあり、人類のライバルだと認めるにやぶさかではない。 認めたうえで、勝負をしてみると。 数では圧倒的に人類の負けである。 数、というのは個体数でもだし、種族という意味でも。 もしも人類にファンタジー映画に出てくるような鱗人や獣人などがいれば勝負する気にもなるが、鼻の高さや肌の色ごときでは、クワガタとカマキリ程度の差とも勝負以前の判定負けであろう。 昨年の暮れに、グレッグ・イーガン師の邦訳新刊が出たのを、頬ずりしながら読んでいます。 あいもかわらず、このひとなんなんだ、なんと美しいSF書きか。 そんなため息を漏らしながら。 短編の名手という印象がありますが、長編もすごい。 見たことのない

  •  グレッグ・イーガン『白熱光』 - 西東京日記 IN はてな

    ハードSFとして知られるイーガンですが、今作はとりわけハード。 こんなフレーズを前に出た短篇集『プランク・ダイブ』の時にも使った気がしますし、『ディアスポラ』も相当ハードだったわけですが、この『白熱光』はとりわけハード。しかも、ストーリーの仕掛けが科学的に高度というだけでなく、その描き方も相当わかりにくいものになっています。 Amazonのページにあつ紹介文は以下のとおり。 はるかな未来、150万年のあいだ意思疎通を拒んでいた孤高世界から、融合世界に住むラケシュのもとに、使者がやってきた。衝突事象によると思われる惑星の地殻の破片が発見され、未知のDNA基盤の生命が存在する可能性があるというのだ。その生命体を探しだそうと考えたラケシュは、友人パランザムとともに銀河系中心部をめざす! 周囲を岩に囲まれ、“白熱光”からの熱く肥沃な風が吹きこむ世界“スプリンター”の農場で働くロイ―彼女は、トンネル

     グレッグ・イーガン『白熱光』 - 西東京日記 IN はてな
  • [SF] 白熱光 - 神なる冬

    『白熱光』 グレッグ・イーガン (新☆ハヤカワSFシリーズ) 長かった。読みにくいというわけではないのだけれど、何が起こっているのかを視覚的に想像するのが難しすぎ。 解説では奇数章と偶数章という呼び方をしているが、二つのストーリーが並行して語られる形式。奇数章は遠い未来の仮想と現実の区別が無くなり、人類が電子データとして銀河中を旅する時代の物語。一方の偶数章は、場所も時代もわからない6肢の異星人が物理学を(再)発見していく物語。 この偶数章が難敵。異星人たちはどうやら小惑星をくりぬいた空間か、人工衛星コロニーのような場所で暮らしているらしいのだが、詳しい設定や用語の説明がなされるままに進んでいくために、何がどうなっているのかを理解するまでに、何度も読み直さなければならなかった。 そして、そこで発見されていく物理法則は確かにワクワクするものなのだけれど、その説明が異星人の視点から見た説明な

  • グレッグ・イーガン『白熱光』 - logical cypher scape2

    イーガンの長編宇宙ハードSF 奇数章と偶数章で交互に話が進む構成になっていて、奇数章はテクノロジーが進みまくってる遠い人類の子孫が未知の生命を探す話、偶数章は〈スプリンター〉という天体に住んでいる異星人が物理学の体系を編み出していく話。 この作品についてに自分の感想を先にささっと書いてしまうと 面白いことは面白かった。特に後半は引き込まれた。 とはいえ、この作品について十全に楽しめたわけではなく、中盤はちょっと退屈さも感じたところもないでもない。 面白いんだけど、胸をはって「これは超面白い作品です!」とは言えなくて、むにゃむにゃするって感じ。 twitter見てると、『ディアスポラ』越えたって声も結構見かけるんだけど、自分としては『ディアスポラ』越えられなかった感がある。 他のイーガン作品と比べてどうこう言ってみたい気持ちもあるのだが、自分が他のイーガン作品をわりと忘れていることに気付いた

    グレッグ・イーガン『白熱光』 - logical cypher scape2
  • 【18】 読書感想文

  • 【ネタバレ含む】『白熱光』の感想などまとめ

    グレッグ・イーガンのSF小説『白熱光』関連のツイートなどをまとめました。しばらく随時更新していましたが、2月末で一区切りとしました。

    【ネタバレ含む】『白熱光』の感想などまとめ
  • Tolle et Lege Diary

  • グレッグ・イーガン『白熱光』 - 冬言響

    アメコミとか映画とか音楽とかとか単車とか自転車とか革とか銀とかジーンズとかブーツとか今日喰ったものとか。 Sun, 22nd Dec, 2013 20:12:22 タグ:小説 SF グレッグ・イーガン コメント:0 今月出たばっかの新刊。なお原書は 2008 年とか。『ディアスポラ』の難しい部分を煮詰めたらこうなりました、みたいな。個人的には「待ってました!」てなカンジなのだけど。 短篇集『プランク・ダイヴ』収録の「グローリー」にも登場した融合世界(アマルガム)文明と同じ宇宙の話。訳者あとがきによると同じ宇宙を舞台にした未訳の長編がいまのところ 3 つぐらいあるとかなんとか。 融合世界に属する主人公がひょんなことから未知領域への冒険に赴く奇数章と、我々人類とは全く異なるエイリアン文明が宇宙論をひとつひとつ構築していく様を描く偶数章の 2 つの独立した物語が並行して語られていって、これがや

    グレッグ・イーガン『白熱光』 - 冬言響
  • 白熱光 感想 グレッグ・イーガン - 読書メーター

    正直、僕には手に余るハードSF。奇数章と偶数章それぞれ別々の物語が展開されるが、いずれも今から超がつく遠未来の話であり、世界のあり方や自分たちの存在意義を探求する点では共通。孤高世界については、僕も書では何も明らかにされていないと思っていた。降着円盤が出てくるから、というわけではないが、小林泰三が書きそうな作品。

  • 【今週はこれを読め! SF編】ハードSFの真骨頂。異世界内の視点・言葉だけですべての物理を究明する - Ameba News [アメーバニュース]

  •  イーガン “白熱光” - three million cheers.

    “Incandescence” 2008 Greg Egan ISBN:4153350125 白熱光 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者: グレッグ・イーガン,Rey.Hori,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/12/06メディア: 単行この商品を含むブログ (27件) を見る 容赦ないハードSF小説というより物理学の演習みたいな。 でも物語としては実はわかりやすいと思う。 奇数パートでの探索対象が偶数パートの舞台/種族であり、他方、偶数パートは危機と知識に対してイノセントな状態からの漸進的な向上を描いている感じ。(ただ、両パートが最後ひとつに収束する……と思いながら読んでたら結局そうならなかったりはする。) 物理学・数学をフルに駆使しながら展開されるわりには、できごととして何が起こってどうなるのかという点については掴みやすい。 物理学の側面は順を追って自分自

     イーガン “白熱光” - three million cheers.
  • 2013年12月

    今週はミステリ系の2作品。 3月に出た法月綸太郎の『ノックス・マシン』は、構造的に非常にユニークな短篇集となっている。帯に「格ミステリとSFの美しき融合」とあるが、実は融合していない。純粋なSFの設定を土台にして、その上で謎解きの格ミステリを書いているからだ。それぞれの特性を生かす形ながら、役割は明確に区分されている。謎を解決するネタが、土台のSFに準拠しているのがミソだ。 「ノックス・マシン」(2008):数理文学分析の専門家である主人公は、ある日国家プロジェクトから呼び出しを受ける 「引き立て役倶楽部の陰謀」(2009):かつての密約を破られた倶楽部のメンバーは作家抹殺を宣言する 「バベルの牢獄」(2010):異星人に対抗するため鏡像人格とペアを組む主人公は、奇妙な牢獄に閉じ込められる 「論理蒸発」(2013):電子図書会社で地味な原典管理を担当する主人公は、情報破壊事件の鍵を握る

  • 透けるスケール

    「今度は長篇で、短篇以上に読むのに疲れたよ。ただでさえ難しいのに、章ごとに視点が交互に入れ替わって、頭の切り替えが大変だった」

    透けるスケール
  • 白熱光 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) by グレッグ・イーガン - 基本読書

    だいぶ難しかった。 通常時のイーガンが難しいのとはまた別の意味で。イーガンが描く世界は百万年先とかざらなので、ほとんど説明なく人間が実体化してない。寿命もないから何百万年といった時間軸の中で移動し、生きる(光速を超えるようなシステムはでてこない)。バックアップ可能な人間といっていいのかどうかよくわかんないやつらが主な登場情報体として、でてくる。 そうすると現実の地続きで理解できないし世界についてもう一度配列しなおさないといけない。こうした現実からの距離の離れ具合が想像力の飛躍を必要とし、「難しい」という印象になってかえってくる。作でも当たり前のように「あなたはDNA生まれですか?」と謎の問いかけによって話が始まるので面らうだろう*1。 でもそれならわかる。書は奇数章と偶数章で別個のストーリーが展開していくが、今説明したような話が展開するのは奇数章だ。偶数章ではニュートン物理学にたどり

    白熱光 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) by グレッグ・イーガン - 基本読書
  • はじめに - ita’s diary

    白熱光 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者: グレッグ・イーガン,Rey.Hori,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/12/06メディア: 単行この商品を含むブログ (27件) を見るグレッグ・イーガン『白熱光』の図やリンクなどが置いてあります。11章以外はネタバレなし。を読んでる途中で文章だけでは状況がよく分からない時、その章のページをクリック!たぶん図があります。 作者の解説HP:http://gregegan.customer.netspace.net.au/INCANDESCENCE/Incandescence.html 図など 1章:銀河系地図 2章:スプリンターの図 6章 8章 11章(11章を読んだ後で) 12章 13章 14章 15章 16章 20章 26章 用語の細かい点など 巻末の参考文献へのリンク+よさげな 超ネタバレ、読後用 作中の天体

    はじめに - ita’s diary
    ita
    ita 2013/12/06
  • うっかりチューリング完全になっちゃったもの

    Accidentally Turing-Complete ― Andreas Zwinkau 来なら、チューリング完全となるべきではなかったものがある。これは、そのようなうっかりチューリング完全になってしまったものの例である。 C++テンプレート 当初はチューリング完全を目指していなかったが、C++テンプレートはチューリング完全になってしまった。その証明は、この論文にある(PDF) x86 MMU x86のpage fault handlingは、単純なマシンの実装に使える。原理としては、page faultが1 wordをスタックに積み、それによりアンダーフローを起こして別のトラップを生成する。この仕組みは、「減算して0以下ならば分岐」処理を実現する。チューリングマシンを実装するには十分である。デモ動画、講演動画 マジック・ザ・ギャザリング マジック・ザ・ギャザリングはカードゲームであ

    ita
    ita 2013/10/20
    ライフゲーム、マインスイーパー、ワンのタイル、ワンの絨毯、あと百人一首 http://t.co/AvP5ujjJ7E
  • SF Crossing the Gulf – SF Signal

    ita
    ita 2013/03/14
  • まとめよう、あつまろう - Togetter

    コミュニケーションが生まれるツイートまとめツール

    まとめよう、あつまろう - Togetter
    ita
    ita 2013/01/25
    ありそう
  • 会誌『Void Which Binds 復刊1号』公開のお知らせ - 海外SF同好会「アンサンブル」

    会誌『Void Which Binds』を久しぶりに刊行しました。 今号の執筆者は以下の5名です。 梶原磨墨らっぱ亭とおる・ている細井威男牧眞司板倉充洋 現在はPDF版を公開しています。 http://ensemble-sf.info/vwb_1.pdf なお、あまりにもタイミングが開きすぎてしまったので、復刊1号とリセットしています。

    ita
    ita 2012/09/19