ソフトバンクがイー・アクセスを完全子会社化する。KDDIも買収に動いていたが、交渉に出遅れたソフトバンクが時価総額の3倍強という金額を提示して巻き返した。背景にはスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)時代に逼迫する電波の争奪戦がある。「基地局数でも電波を受けられるエリアの広さでも競合他社を上回る」。ソフトバンクの孫正義社長は1日、都内で開いた記者会見で経営統合のメリットを強調した。ソフトバ
米AT&Tは米Appleのスマートフォン「iPhone」に関するポリシーを変更し、AT&Tとの契約を終了したiPhoneのSIMロック解除(アンロック)を許可する。複数の米メディアの報道(PCWorld、PC Magazine、AppleInsiderなど)によると、AT&Tは現地時間2012年4月6日にポリシー変更を発表し、4月8日より「条件を満たしたユーザー」に対して新ポリシーの適用を開始している。 条件には、ユーザーのアカウントが健全な状態であることに加え、契約期間が満了している、または契約期間途中の場合は早期解約料を支払って契約終了を成立させていること、などが含まれる。 AT&Tのアンロック版iPhoneは、AT&TなどのGSMネットワークのみに対応する。海外で現地GSM通信事業者のSIMカードを装着すれば、高いローミング料を支払わずにiPhoneを使用できる。しかし米Verizo
印刷 地下鉄の乗車中も携帯電話が「圏内」に――。東京や大阪、名古屋など全国の地下鉄で、駅のホーム以外でも携帯電話の電波が届くようにする対応が進んでいる。今年中に多くの路線で、地上の電車と同様にメールやインターネットが使えるようになる予定だ。 先行する福岡に続いて、3月には東京や名古屋、大阪の地下鉄の一部区間で携帯が通じるようになる見込み。 都市部では大半の場所で使えるようになった携帯電話だが、地下鉄の駅と駅の間は残された最大の「圏外」エリアの一つ。ただ、地下鉄事業者はこれまで、車内での通話を自粛するよう乗客に呼びかけてきた手前、駅間で携帯電話を使えるようにすることに積極的ではなかった。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連記事〈日刊工業〉ソフトバンクモバイル、大阪の地下鉄に無線LAN(12/8)
1975年生まれ。慶應義塾大学・大学院(政策・メディア研究科)修了後、三菱総合研究所にて情報通信分野のコンサルティングや国内外の政策調査等に従事。その後2007年に独立し、現在は株式会社企(くわだて)代表として、通信・メディア産業の経営戦略立案や資本政策のアドバイザー業務を行う。16年より慶應大学大学院政策・メディア研究科特任准教授。 スマートフォンの理想と現実 2011年はスマートフォンの普及が本格化する年になる…。業界関係者の誰しもがそう予感していた矢先に発生した東日本大震災は、社会におけるケータイの位置づけを大きく変えた。しかし、スマートフォンの生産に影響が及びつつも、通信事業者各社はその普及を引き続き目指し、消費者もまたそれに呼応している。震災を受けて日本社会自体が変わらなければならない時に、スマホを含むケータイはどんな役割を果たしうるのか。ユーザー意識、端末開発、インフラ動向、ビ
NTTドコモは21日、スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)向けのメール送受信サービス「spモード」の不具合が発生した問題で、原因や再発防止策を発表した。スマホの利用者急増で顧客情報を管理するサーバーの能力が不足したのが原因という。同社は8月にもスマホで通信障害があり、設備増強を急ぐ必要がある。ドコモは21日に都内で記者会見を開き、辻村清行副社長は「不具合の事象として重いもの。あってはならな
NTTドコモは11月16日、モバイル非接触ICサービスのインフラ整備を目的に、トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)が予定している第三者割当増資に対し、発行済株式総数の20%にあたる3億2250万円を出資すると発表した。 ドコモでは、2012年度冬にTypeA、B規格に対応したモバイル非接触ICサービスの提供を開始する予定。今回の出資は、国内におけるFeliCaとTypeA、Bの全規格が利用できる基盤を整備することで、すべての近距離無線通信(NFC)規格に準拠するシンクライアント型リーダライタの設置を推進することを目的としている。 TMNが提供するシンクライアント型リーダライタでは、アプリ処理やセキュリティ機能をTMNセンタに集約(シンクライアント化)することで、加盟店の端末導入コストを削減できる。また機能拡張性が改善され、クーポンなどの付加価値サービスのアプリ追加が容易にな
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