2012年1月10日、東京メトロは東日本大震災における混乱の教訓を受け、自社の170の駅全てに、10万人以上の帰宅不能者を想定した飲料水と毛布を配備した。将来の災害に備え、帰宅困難者を駅改札内まで受け入れる方針である。 (参考:JR東日本 東京都からの要望で帰宅困難者対策として主要な30のターミナル駅に500ml飲料水の備蓄を確保) image from 東京メトロ 今度、東京メトロでは救急用品の整備も進めるとし、災害時の対応マニュアルに関しても全駅が共通で対応できるようにまとめていく。また、運転復帰後の連絡を各列車の接続をスムーズにする対策も行っていく。専用回線による運転再開のタイミング調整などの連携の強化を図るとしている。 また、相互乗り入れをしている京王電鉄、京成電鉄、京浜急行電鉄の鉄道各社とも専用回線を整備していくとしている。