公衆電話は年々利用機会が減っている一方で、災害時には重要な通信インフラとして活躍するので普段から使い方を把握しておくべき――NTT東日本は8月30日~9月5日が防災週間であるのに合わせて、公衆電話の現状と重要性を取りまとめて発表しました。 クリアファイルも作成して、重要性を啓発 公衆電話は携帯電話の普及に伴い、全国の設置台数がピーク時の93万4903台(1993年)に比べて現在15万7875台にまで減少(2017年度時点)しています。しかし災害等の緊急時、携帯電話などは電話の混線で通信規制が実施される可能性がありますが、公衆電話は規制対象にはならず優先的に取り扱われる「災害時優先電話」になるとのこと。電力も通信ビルから電話回線を通じて供給されているため停電時でも利用でき、前もって使い方を知っておくことが重要だといいます。 「災害時用公衆電話(特設公衆電話)」の数は6倍ほどに増えている 今で