【トピックス】千葉県松戸市で小学生の女児が殺害された事件で、小学校保護者会長の男性が死体遺棄の容疑で逮捕された直後から「見守り役の犯行」を前提とした報道が相次いだ。日本新聞協会は裁判員裁判の開始を控えていた9年前、事件報道についての統一的な取材・報道指針を策定した。今回の事件報道できちんと守られているのか、新聞協会の見解を聞いた。 逮捕翌日の毎日新聞ニュースサイトのトップに掲載された見出し先週、逮捕された男性が犯人であると決まったかのような報道が相次いだことを指摘したところ、大きな反響があった。ツイッター上では「まだ推定無罪なんだよな。この記事見てハッとしたわ」「ぱっと聞いたニュースを真に受けていた。マスコミの力はおそろしい」などといった感想もあった。 【参考記事=千葉女児殺害 繰り返される有罪推定報道(2017/4/16)】 「犯人視報道」しないための統一指針 裁判員裁判導入時に策定日本