コミケの受難とひとつの"うわさ" 世界最大規模の同人誌即売会、コミックマーケット(通称コミケ)が今夏も開催されました。92回目を迎えた今回は、3日の開催期間中にのべ3万2千のサークル(団体)が参加、50万人が来場し、会場の東京ビッグサイトは大盛況でした。 現在、第一線で活躍する漫画家・小説家の中にも、コミケで同人活動していた作家は多く、まさにクリエイターのゆりかごのような存在と言えるでしょう。 そんなコミケにも、受難の時代がありました。1988年から1989年にかけて日本を騒がせた幼女連続誘拐殺人事件で宮崎勤元死刑囚(2008年執行)が1989年に逮捕され、元死刑囚が収集していた本やビデオが山積みの部屋が報じられると、宮崎の"オタク"という属性に世間の注目が集まりました。そして、宮崎が過去にコミケにサークル参加していたため、報道直後に開かれたコミックマーケット36には、メディアが取材に殺到
「カップリング表記」とは、同人活動において日常的に使用されている「キャラクター間の関係性を表すもの」。世界初の「カップリング表記研究家」のタルトさん(@Tarte41)にカップリング表記の話を伺う連載、前回記事では研究を始めたきっかけや、普段の研究スタイルなどを伺っていきました。 前回:カップリングは学問! (たぶん)世界初の「カップリング表記研究家」に会ってきた 「カップリング表記」とはこういうもの 今回はコミケカタログのカップリング表記という観点から見た同人文化についてさらに深く伺っていきます。 90年代の同人覇権は「スラダン」 タルトさんの「カップリング表記データブック」を読んでいて、自分のイメージと違う結果が結構ありました。90年代はなんとなく、「幽白」(幽☆遊☆白書)とかが一番人気なのかと思いきや「スラダン」(スラムダンク)が9連覇していたり。スラダンは一般人気がすごくあったのは
2015年08月16日19:05 カテゴリオタクin中国 中国オタク「日本人、おかしいよ!なんでウチの国のネタでこんなコスをやるんだよ!?」コミケのコスプレに中国オタク驚愕 私は土曜までイロイロとあり今日からようやく夏休みという状態なので、今年の夏はコミケに行くのは無理だったのですが、有り難いことにコミケ関係でのネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。 この時期の中国オタク界隈では日本のコミケ関係の動向にアンテナを伸ばす人が増え、様々なコミケ関係の事情が話題になったりしますが、今年は 「中国関係のネタでのコスプレ」 というのも話題になっているようです。 中国人民志願軍 加工してないのに劇画チックになってて草生える #c88コスプレ pic.twitter.com/3MFbqHV5hw— 赤い電気炊飯器 (@redricecoooker) 2015, 8月 14 公安有明分局
コミケカタログ研究家のタルトです。 今回はコミケカタログを調べていく中で、サークルカットに書いてある『カップリング表記』が 気になったので調べてみました。 例えば「リヴァイ×エレン」みたいな掛け算を使ったカップリング表記は、 もうだいぶ一般的(同人界隈では)になっていると思います。 ですが、「この記号っていつから使われてたの?」みたいな情報は、調べても意外と出てきません。 周りの人に聞いてみても、「物心ついた時にはあった」「息をするように自然に使ってた」 という感じです。 なので、だいぶ昔からあるんだなーとは予想できますが、 ネットが普及する前の1980〜90年代に関してはネット上にほとんど情報がありません。 幸いコミケカタログは1982年から発行されていて、しかも幅広いジャンルの作品を カバーしていてイベント規模も国内最大です。 今回はそのコミケカタログのサークルカットからカップリング表
8月19 夏コミで起きたコスプレ関連の雑感-2014夏 カテゴリ:考察イベレポ ハイ、ルポライター気取り。コラムニスト気取り。 ちなみに夏コミ流行語大賞は「ローアングラー」に贈ろう! 最初に言う。 ちゃんとしたコスプレ写真が見たいなら、RinRin王国さんのリンク集を見た方がよっぽど良い! http://www.pluto.dti.ne.jp/rinou/ 2014年8/15-17日に行われたコミックマーケット86において、コスプレ関連の出来事を雑感として7000字ほど書き留めるのである。 「書いて残す」が当ブログのテーマだもの。 語調がバラバラだったりするけど、それは各所リアルタイムで生の感情を書いているからなのである。 認識違いもあるかもしれないので、気づいた事などあればご指摘お願いします。 × × × × × × × × 鳥取城のマスコットキャラクター(を降ろされた飢餓キャラの)かつ
同人イベント はじめに この記事は、コミックマーケット86の3日目終了後に行われた反省会の様子を、手元のメモなどを参考に個人で簡単にまとめたものです。 今回のイベントについての正確な数字や出来事などの最終的なまとめは、「アフターレポート」として、後日コミックマーケット準備会公式サイトや次回カタログに掲載されます。 代表から報告 まずは3代表あいさつ。今年は例年より一週間遅かったが、先週開催していたら台風が直撃していたところだった。 ■参加人数は1日目17万人・2日目17万人・3日目21万人の合計55万人。前回から会場側のカウント方法が変わり、そこで出た数字と、準備会が経験上出した数字を調整したものを公式発表。1日目はお互い17万人という数字が出た。 ■天気には恵まれた。2日目夕方にちょっと雨が降ったが、昨年のアレに比べたら全然良かった。準備会も昨年の暑さを元に準備してきたし、参加者も昨年の
↓この記事の続きです 1983年夏のコミケカタログの裏表紙に 「ジャンプはコミケットを応援します」 「キミが、キミの同人誌がジャンプにのります」 とアツイ文章が書いてあったので、当時のジャンプを調べてきました。 こういう時に便利なのが永田町にある『国立国会図書館』。 ジャンプも創刊号から置いてあります。(一部抜けがあるみたいですが) 該当のジャンプは、1983年の40号(9月19日号)です。 今から約30年前。 表紙はこんなかんじです↓ 30年前も安定の『こち亀』。なんと350回記念! 350回って7年ですよね。 しかも昨年2011年に「連載35周年、連載回数1700回突破!」と言ってましたから これでもまだ20%くらい。 両さんの顔もまだ劇画調です。 その他の連載陣も『キャプテン翼』『キン肉マン』『コブラ』『アラレちゃん』『ウイングマン』 『風魔の小次郎』『キャッツアイ』『よろしくメカド
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