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ゲームと批評に関するkamanobeのブックマーク (4)

  • 過去と未来を作り変えられる魔女になってどうする? 占い、時間、クィア、責任『The Cosmic Wheel Sisterhood』 - wezzy|ウェジー

    2023.09.15 18:00 過去と未来を作り変えられる魔女になってどうする? 占い、時間、クィア、責任『The Cosmic Wheel Sisterhood』 クィアな過去を考えることは、時に困難を伴う。そこには歴史の断絶があるからだ。 クィアな自分に連なるクィアな誰かを歴史の中に探そうとする時には、文献を見つけることが難しく、またそもそも記録が残されていないことも多い。 大きな歴史だけではない。個人史の中でも、人にとって過去は存在しない空白であったり、あるいは複数のバリエーションを持っているかもしれない。私にとっても、個人的な過去が空白と空想の合間にあるものに感じられることがある。 しかし、だからといって過去が瑣末なものなのではない。むしろ、過去へのつながりを考えたいからこそ、過去の断絶が際立って現れてくるのだ。クィアな過去を知ろうとするほど、クィアな存在の記録を抹消していく、

    過去と未来を作り変えられる魔女になってどうする? 占い、時間、クィア、責任『The Cosmic Wheel Sisterhood』 - wezzy|ウェジー
  • スランプに陥る小説家の人生を描くノスタルジックADV『Forgotten Fields』コラム――理想的なコミュニケーションと創作

    私たちは、他人が正確な言葉を話すことを期待していない。また、そうすることを他人から期待されてもいない。友人や家族とのふだんの会話において、自分や他人の考えていることがはっきりと表明されることはまれだし、されたとしても、その場の雰囲気や状況によって、つねに歪められている。言語はつねに、発信者が伝えようとしている来のことから、いくらか制限された情報しか伝えない。言語によるコミュニケーションの帯域幅は無限ではない。 言語は、それ自体が、各々の記憶のなかから事物をとりだすための共通の符号にすぎない。ある単語、たとえば――何でもいいが――「夏みかん」という言葉を私がいま発する。読者であるあなたは、あなたの心のどこかにある巨大なロッカーから、「夏みかん」の札が貼られた扉を開き、そのなかに入っているものを取り出す。それは私が考えている「夏みかん」よりも大きかったり、黄色っぽかったりするだろう。あるいは

    スランプに陥る小説家の人生を描くノスタルジックADV『Forgotten Fields』コラム――理想的なコミュニケーションと創作
  • 【翻訳】アドベンチャーゲームの憑在論:ノスタルジック・ホラーとしての『ナイト・イン・ザ・ウッズ』と『Oxenfree』 - 名馬であれば馬のうち

    リンクが失われてしまった過去のミームへのトリビュート*1 喪1「いや〜〜〜〜マーク・フィッシャーさんすごく良かったですよね〜〜〜〜」 喪2「良かったですよね〜〜〜」 失われた未来の可能性にゃん「そ、そうにゃんか 失われた未来の可能性にゃんはああいうのよくわからないにゃん……どういうところがいいんだにゃん?」 喪1「うーん、知的でエモい分析とあと死んだ所かな……」 喪2「そうだなー、僕としては叙情的な文体とあと死んだ所を評価してますね……」 ニック・ランドと新反動主義 現代世界を覆う〈ダーク〉な思想 (星海社新書) 作者: 木澤佐登志出版社/メーカー: 講談社発売日: 2019/05/26メディア: 新書この商品を含むブログを見る 現代思想 2019年6月号 特集=加速主義 -資主義の疾走、未来への〈脱出〉- 作者: 千葉雅也,河南瑠莉,S・ブロイ,仲山ひふみ出版社/メーカー: 青土社発売

  • かつてドラッグを通してバロウズが新たな文学を始めたように、ビデオゲームにアディクトすることでも文学は始まる。 - 死に舞

    Twitterでつぶやいてたっぽいことをタイトルに掲げたが、まあ実際にそうだと思う。きっかけは大塚ギチ氏の以下の小説に深く感銘を受けたこと。 THE END OF ARCADIA 大塚ギチ UNDERSELL ltd. TOKYOHEAD RE:MASTERED 大塚ギチ UNDERSELL ltd. もともと海沢めろんさんとゲームの話をしていて、「死に舞くん、これ読むべきだよ」って貸していただいた。不勉強ながら大塚ギチ氏のことは何にも知らず、ただシューター(2Dシューティングゲーマー)の小説と対戦格闘ゲーマーのルポルタージュという基情報だけで読んでみたが、これが素晴らしい傑作だった。ほとんど自費出版のような形のですが、少なくともシューターや格闘ゲーマーはすぐ買って読むべき!俺も改めて買い直します。 まず『THE END OF ARCADIA』から読んだのですが、冒頭の文章からひきこ

    かつてドラッグを通してバロウズが新たな文学を始めたように、ビデオゲームにアディクトすることでも文学は始まる。 - 死に舞
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