ブックマーク / www.vogue.co.jp (2)

  • 陶芸作品で笑いを生み出す──桝本佳子/陶芸家【技巧に宿る、豊かさと自由 Vol.1】

    《Pot/Books》。インスタでは「#積ん読」のハッシュタグとともに紹介された。Photo: Courtesy of Keiko Masumoto 「笑いを生み出したいという気持ちが根底にあるんです。面白い人が一番偉いと思っているので(笑)」 陶芸の分野で斬新な作品を次々に発表し、注目を集める桝佳子に、制作において目指すことを尋ねると、こんな答えが返ってきた。例えば、見込みに描かれた松の枝が口縁外部へ立体となって伸びる大皿、インスタでは「#積ん読」のハッシュタグとともにアップされている変形の壺、そしてアメリカにも巡回して話題となった「ポケモン×工芸展──美とわざの大発見──」に出品したコラボ作品など、インパクトのある造形が印象的だ。意識しているのは、「近寄り難いといったイメージを打破するような表現」、つまり伝統工芸だからと難しく考えなくても、楽しめる作品にすることだという。そんな桝

    陶芸作品で笑いを生み出す──桝本佳子/陶芸家【技巧に宿る、豊かさと自由 Vol.1】
  • 「光る君へ」脚本家・大石静に聞く物語の力

    NHKの大河ドラマ「光る君へ」の主人公は、“世界最古の長編小説”の著者、紫式部だ。時代を超えて、今もなお世界で読み継がれる物語の書き手は、元祖インフルエンサーと言えるのかもしれない。1980年代から脚家として第一線で活躍し続け、「光る君へ」の脚も手掛ける大石静に「書く力」「物語が持つ力」について聞いた。 テレビもソーシャルメディアもなかった時代から、書物や物語は、人々の心を震わせ、ときに社会をも変える力を持っていた。“最古の長編小説”とも称される『源氏物語』の書き手である紫式部をはじめ、古今東西にわたり、文学史上にその名を刻む女性の作家は少なくない。この号のテーマである「影響力を持つ女性」として、物語を紡ぐ女性について伺いたい──そんな思いから取材を申し込んだ大石静は、だが、「書き手としての女性の視点」など考えてみたこともないという。 大石静が脚を手掛ける大河ドラマ「光る君へ」は、平

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