ドイツ4部で二桁得点を記録している寺田。ステップアップ移籍で“成り上がり”を果たすか(写真はクラブ公式ツイッターより)。 画像を見る ブンデスリーガの下部リーグで、ひとりの日本人ストライカーがゴールラッシュを決め込んでいる。レギオナルリーガ・ウェスト(4部に相当)のSVシュトラーレンに所属するFW、寺田俊だ。その活躍はドイツの全国スポーツ紙『Revier Sport』や移籍専門サイト『transfermarkt』でも取り上げられている。 現在25歳の寺田は、欧州挑戦3年目。ヴィッセル神戸ジュニアユース、滝川二高を経て、立命館大学へ進学。卒業後の2016年夏にドイツへ渡り、DS99(6部)、ヴッパータール(5部)、フォービンケル(5部)と活躍の場を変え、今年夏からシュトラーレンでプレーしている。2018-19シーズンは開幕から絶好調を維持し、ここまで19試合に出場して10得点・1アシストをマ
来日してから約3週間。ルーカス・ポドルスキは今、日本にフィットしようと懸命なようだ。 「結構、日本語を話したりするんですよ。ポルディ(ポドルスキの愛称)は発音がいいのか、簡単な日本語だと日本人が話しているみたいです。まじめで、自身の得点について質問されたりしても、『まずはチームの勝ち点3が大事で、得点は二の次』という話をしています」 Jリーグデビュー直前のルーカス・ポドルスキと通訳の村上範和氏 こう明かすのは、ポドルスキの専属通訳をつとめる村上範和氏(35歳)だ。横浜フリューゲルスジュニアユースから横浜マリノスユースを経て明治大学に進学。昨季末まで約15年間国外でプレーし、今回の通訳就任を機にスパイクを脱いだ。今や多くのサッカー少年がJリーグを経験しないまま海外でのプレーを志す。ドイツにはそんな日本人選手が多くおり、村上氏もそんなひとりだった。 今回の通訳就任は、マリノスユース時代の恩師が
[ワールドサッカーキング0516号掲載] 文=シュテファン・ゾンターク Text by Stephen SONNTAG 翻訳=影山 祐 Translation by Yu KAGEYAMA 写真=ゲッティ イメージズ Photo by Getty Images ドルトムントの快進撃は、この指揮官を抜きにしては語れない。崩壊寸前だったクラブを蘇らせ、ピッチでは魅力的なフットボールを実現。欧州の舞台でも躍進を演出した。従来の常識の枠には収まらない新たな名将、ユルゲン・クロップが成功した理由を、5つの能力から検証する。 ドイツの有名なフットボール誌『キッカー』は昨年末、2012年のマン・オブ・ザ・イヤーに彼を選んだ。 191センチの巨体、猛獣のうなり声のような笑い声、伸ばし放題のあごひげ、トレードマークのベースボールキャップとジャージ姿、助走つきのガッツポーズ……。そのどれもが、我々がイメージす
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