酔った勢いで「危険な世代といえば団塊の世代」などと口走ると、会社の先輩たちがモリモリと文句をいうので、やめておいた方がいい。文句だけで済めばいいが「すべては個人差なのだ。世代論自体が陳腐なんだっ」などと説教する人もいるから、世代論は簡単ではない。 とはいえ、世代によって、人々の考え方がどのように違うのか、をいう問題は、気になるテーマだ。 永田町の興味の中心は、麻生太郎首相率いる自民党政権が「どのような形」で衆院選になだれ込むか、という点に尽きると思うが、その鍵となるのが「世代論」なのではないか、と思わせるようなデータが出てきた。 産経新聞社がFNN(フジニュースネットワーク)と合同で11月29日から30日にかけて実施した世論調査がそれだ。 麻生首相と、民主党を率いる小沢一郎代表。この2人のリーダーのどちらに世論が好感を抱いているか。データを読み込む中で、気になったのは、麻生首相と小沢代表の