元会社員に有罪判決＝外れ馬券めぐる所得税法違反−大阪地裁 元会社員に有罪判決＝外れ馬券めぐる所得税法違反−大阪地裁 競馬の予想ソフトを使って勝馬投票券（馬券）を購入し、多額の利益を得たのに確定申告しなかったとして、所得税法違反（無申告）罪に問われた大阪市の元会社員（３９）の判決で、大阪地裁は２３日、元会社員に懲役２月、執行猶予２年（求刑懲役１年）を言い渡した。 　外れ馬券が経費として認められるかどうかが争点。弁護側は「競馬は営利目的の投資で、外れ馬券は全て経費に含まれる」と指摘し、起訴状の所得や税額は誤りなどとして無罪を主張。検察側は「一時所得に当たり、経費にできるのは当たり馬券の購入費だけ」と反論した。 　元会社員は２００５年から馬券購入を始め、当たり馬券の払戻金を次のレースに充てる方法で、０９年までの５年間に約３５億円分を購入、約１億５５００万円の利益を得た。確定申告しなかったため大阪

ウィニー開発者の無罪確定へ＝ほう助罪の成立認めず−検察側の上告棄却・最高裁 ウィニー開発者の無罪確定へ＝ほう助罪の成立認めず−検察側の上告棄却・最高裁 ファイル交換ソフト「ウィニー」を開発、公開し、違法コピーを容易にしたとして、著作権法違反ほう助罪に問われた元東大助手金子勇被告（４１）の上告審で、最高裁第３小法廷（岡部喜代子裁判長）は１９日付で、「多数の者が著作権侵害に利用する可能性が高いと認識していたとはいえない」として、検察側上告を棄却する決定をした。一審の有罪判決を破棄し、ほう助罪成立を認めず逆転無罪とした二審判決が確定する。（2011/12/20-17:10）

モバゲー南場社長が退任＝夫看病で「百パーセント仕事できず」−ＤｅＮＡ モバゲー南場社長が退任＝夫看病で「百パーセント仕事できず」−ＤｅＮＡ 携帯電話の会員制ゲームサイト「モバゲー」を運営するディー・エヌ・エー（ＤｅＮＡ）は２５日、創業者の南場智子社長（４９）が夫の看病のため、退任すると発表した。上場企業トップが家族の看護を理由に退任するのは極めて異例。後任には守安功取締役（３７）が６月２５日付で就任する。 　南場社長は２５日の記者会見で「夫が病気になり、百パーセント常に社業を最優先することができなくなった」と理由を説明。最近は午後２時まで勤務した後、夫の入院先に通う生活が続いていた。 　退任後も取締役にとどまるが、経営への関与は大きく低下する見通し。南場社長は１９９９年に同社を設立。主力のモバゲーが人気を集め、７期連続で増収増益を記録するなど経営手腕が評価されていた。（2011/05/25