ミシェル・ロティート(仏: Michel Lotito、1950年6月15日 - 2007年6月25日)は、フランスのイゼール県グルノーブル出身の異食症の人物。ロティートは金属やガラスなど、人間の消化器官では消化不可能な物質を内臓損傷や疾病を起こすことなく嚥下し、また排泄できる特異体質を有しており、家具や機械などを細かく分解してから飲み込むパフォーマンスを披露して、人々から「Monsieur Mangetout」「Mr. Eat-All」(ミスター・完食)と呼ばれていた[1]。 人物[編集] ロティートが2年かけて「完食」したセスナ-150型 彼の異食対象は、皮革や土のみならず、金属、ガラスにまで及んでいた。摂食対象を細かく分解し、鉱油や水とともに飲み込むという手法で、自転車、ショッピングカート、テレビ、バイク、そして2年間をかけて小型軽飛行機のセスナ-150型さえ完食した[2] 。 9歳