ウイグル 抑圧の実相 中国政府によるウイグル族弾圧は「ジェノサイド(民族大量虐殺)」か、それとも中国が主張する「でっち上げ」か。現地や関係者を訪ね、見えてきた実相は…。
動画投稿サイト「ユーチューブ」に、日本史や世界史の授業動画を投稿し、全国の受験生に人気になっている福岡県の公立高校教諭がいる。山崎圭一さん(41)=同県志免町。現役教諭が授業動画を投稿するのは珍しく、山崎さんの動画チャンネルを登録する人は約1万5千人、再生回数は700万回を超える。インターネット上で「ムンディ(ラテン語で「世界の」)先生」と呼ばれる山崎さん。「若手の社会科教諭にも、授業の参考にしてほしい」と話す。 《歴史の転換点の話をしたい。ここでは米国がどんどん繁栄し、恐慌に転落する姿を見ていきたいと思います》 1929年の世界恐慌について解説する動画。山崎さんが黒板に向かってチョークで書き込み、カメラに向かって説明する。教室のように見えるが、自宅の一室。撮影のために改装した。 山崎さんが動画を撮り始めたのは3年前。人事異動で高校を転任する際、世界史を教えていた2年の生徒から「転任後も先
刑務所受刑者の勤労意欲を醸成する目的で行われている刑務作業の時間が、一般的な労働時間とされる1日8時間に達していない。出所者を雇う企業から「労働に耐えられる集中力がない」などの意見が寄せられたことを受け、法務省は全国8刑務所の約600人を対象に「8時間労働」を試験導入。受刑者には意外に好評だが、刑務所内の運営の問題もあり、定着には時間がかかりそうだ。 刑務作業は刑法に規定された懲役刑の一つ。受刑者は多くの時間を作業に費やしており、規則正しい生活を送らせることで社会復帰につなげる目的がある。 労働基準法では、1日8時間を超えて労働させてはならないと規定。刑務作業も同様に定められている。ただ、法務省によると、実際の作業は運動時間などを引いた7時間程度とされ、週に2、3回は入浴で1時間以上短縮されることもあるという。 日本労働組合総連合会の調査では、正規労働者の1日の平均労働時間は8・9時
「南館」で菅原道真が晩年を過ごした時期と重なる掘っ立て柱建物跡が見つかった発掘現場=25日午後、福岡県太宰府市の榎社境内 写真を見る かめ(土師器)の中に重ねるように入れられていた坏。祭祀に用いられた可能性があるという 写真を見る 写真を見る 福岡県太宰府市教育委員会は25日、10世紀初めに都から左遷された菅原道真が過ごした「南館」があったとされる榎社(同市朱雀)境内の発掘調査で、9世紀後半~10世紀前半の掘っ立て柱建物跡や溝跡が見つかったと発表した。溝から、かめに坏(つき)を重ねて入れた祭祀(さいし)用とみられる遺物も出土。市教委は「菅公(道真)がこの地で最晩年を過ごした時期(901~03年)と重なる注目すべき遺構」としている。 市教委は6月から調査を進め、平安時代の掘っ立て柱建物跡3棟などを確認。うち1棟は出土土器から9世紀後半~10世紀初頭と判明した。これまでにも南館跡の一部とみら
福岡県春日市教育委員会は17日、同市岡本の須玖(すぐ)岡本遺跡(国指定史跡)で国内最大級の甕棺墓(かめかんぼ)が見つかり、紀元前150年頃(弥生時代中期前半)の銅剣と青銅製の柄飾り「把頭飾(はとうしょく)」が出土したと発表した。最新の科学調査で、遺物の周りに大量の布があった痕跡も確認された。当時の埋葬・副葬の方法を知る手掛かりになりそうだ。 市教委は九州歴史資料館(同県小郡市)などの協力を得て、発掘現場で3次元計測を重ね、遺構を立体的に把握。遺物を周囲に付着した土壌ごと冷凍して取り上げた。銅剣は長さ42センチ、幅5センチ前後。把頭飾は長さ4・5センチ、幅5・5センチ前後と推定される。 遺物の周りでは、絹織物や木製品とみられる有機物の痕跡、水銀朱を確認した。調査に立ち会った国学院大の柳田康雄客員教授(東アジア考古学)は「(銅剣と把頭飾をつなぐ)木製柄があったことは明らか。多数の布類も折り
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く