パソコンやワープロソフトの普及によって、一般の人が文章を電子データとして作成し取り扱う機会が、一昔二昔前に比べると格段に多くなりました。それどころかすでに〈デジタルネイティブ〉と呼ばれる若い世代も登場し、生まれたときからICTに親しんで育ってきた人たちも少なくありません。しかしながら(むしろ、だからこそ)文章や文字をデジタルデータとして取り扱う際のかなり重大な間違いが間違いとも認識されず、誤った慣例として通用してしまっている現状があります。 弊社ではご要望に応じて原稿整理を行い、組版作業をして教科書などを制作することも可能ですが、もちろんそれには相応のコストがかかります。先生方が作成した原稿をそのまま完全版下として出版するということを比較的中心的な業務として承っておりますが、その原稿のクォリティが向上すれば出版物の水準も大きく向上します。正しい校正の方法は別ページの「校正記号表」をご参照い