「思いつく人はたくさんいるが、実際に作った人はごく少なかった」 “学び”を流通させる「Cyta.jp」(2/3 ページ) 足を使った採用試験と、作り込まれたWebシステム 生徒と講師のマッチングを行う同種のサイトはいくつかあるが、有安さんは「世界中見渡してもうちが一番うまくいっているのでは」と自信を見せる。それを裏打ちする差別化のポイントの1つは、創業時から重視している講師の採用方法だ。 Cyta.jpでは、講師の1人1人を面接で選ぶ。その倍率は約10倍。当初は「もっと効率的に講師と生徒をマッチングさせるサイトにしよう」という声も社内で上がったが、「誰でもなれる先生に教わりたい人はいない」と、独自の採用基準に基づきシビアな採用を続けている。 東京から離れた地方でも、専任の面接官を出張させてその場で試験を行う。こうして地道に採用してきた講師を全国に1200人以上抱え、これが同社の財産になって