「インプット」と「アウトプット」という言葉がある。 本を読んだり話を聞いたり、自分の中に何かを取り入れる「インプット」と、それを自分なりに咀嚼した上で表現する「アウトプット」。 この2つのバランスが大事だというのは至るところで言われていることだ。 特にアウトプットは意識しなければできないことでもあるので、行動に移すとか文章やトーク、それ以外にも絵や音楽など何かしら表現することは是とされている。 たしかに、日がな1日スマホを眺めただけで満足感を得てしまうよりは、明確にかたちあるアウトプットを作る方が何倍も自分を成長させる。 ただ、本来インプットとアウトプットの間には「考える」というフェーズが必要なはずだ。 借りてきた言葉ではなく、自分の言葉として表現すること。 その2つの違いを作るのが「考える」ということなのではないかと思う。 *** 言葉が思考の道具であり、同時にアウトプットのフォーマット