ブックマーク / www.vogue.co.jp (1)

  • 正しい身体からの解放とハイヒール──アーティスト、片山真理は義足とともにどこまでも歩く。【片山真理のハイヒール・プロジェクト Vol.1】

    「言葉に出来ない気持ちとか、忘れちゃいそうな思い出とか、そういうものまで表現できる」という意味で、自身が「最強!」と絶対的な信頼を置く「針と糸」をつかって制作したオブジェに囲まれ(それらは往々にして、蟹のハサミのような形をした片山の左手や9歳のときに切断した脚を模したクッション状のもので、刺繍が施されたりレースや貝殻などが縫い付けられたりしている)、黒髪ボブに下着姿の片山真理は、自身の作品世界から私たちオーディエンスをじっと見つめている。その視線はときに妖艶で、ときに無関心で、ときに不機嫌で、ときに挑発的──作品の中の片山を見る自分の視線が片山を介して跳ね返ってくるような、妙な居心地の悪さに苛まれる。世の中には「見てはいけない」とされるものがたくさんあって、知らず識らずのうちにそういうものから目を背けて生きる癖がついてしまったのかもしれない。そう思うと、目の前の作品とその中に佇む片山から、

    正しい身体からの解放とハイヒール──アーティスト、片山真理は義足とともにどこまでも歩く。【片山真理のハイヒール・プロジェクト Vol.1】
    ksss9
    ksss9 2023/01/11
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