環境省は24日、佐渡市の佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションの順化ケージで、放鳥に向け訓練中のトキ19羽のうち、ビタミンが欠乏したとみられる4歳の雄と、右の翼を骨折した1歳の雌の計2羽を治療のため、捕獲して別のケージに移したと発表した。 同省によると、4歳の雄は22日以降、首を振ったり、池に落ちて一時おぼれるなどの異常がみられた。ビタミン剤を注射し、状態は安定しているという。 1歳の雌は22日朝から一日中、地上で過ごすようになった。24日朝には、右の翼が下に垂れ地面に触れているのが確認された。診察の結果、右の翼の骨が2本折れていた。飛行中にケージなどに衝突したためとみられる。 4歳の雄は経過観察を続け、問題がなければ訓練を再開する予定。1歳の雌は3月上旬に予定されている4次放鳥に間に合わない見込み。【磯野保】 1月25日朝刊 【関連記事】 【トキの写真特集】トキ:放鳥から半
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