オンライン上で気になる相手を見つけてデートに誘う。リアルでの出会いが少ない人にとってはありがたいシステムだ。 だが問題もある。初デートにこぎつけるまでがとにかく面倒くさい。 マッチング早々に誘えば相手に引かれる。かといって数週間もメッセージを続けていると会う前に飽きる。 マッチングしても、デート成立前に連絡が途絶えるケースが非常に多い。 そこで2016年に生まれたのが、デーティングアプリ「Dine」。 初デートまでの会話ゼロ。店と日程を相手にリクエストするだけ。 今、日本のデーティング市場に何が起こっているのか。提供元である株式会社Mrk&Co代表の上條景介(かみじょうけいすけ)さんに話を聞いた。 ビジネスライクにデートを「予約」 上條 「Dine」はデート直結型のマッチングアプリです。初めは北米でローンチし、昨年秋から日本へ展開しました。基本的な機能は他のマッチングアプリと変わりません。