今の私は自信を喪失している。 不思議なことに、そうなると自分の能力が低下したように思える。 何をしていても、力不足だと感じるし、何をしていても手応えがない。 モヤモヤした感情が常に渦巻いている。 これは「不安」からくるものなのだろうか。 子供が生まれて生活が大きく変わることで、見通しのたたなくなる将来のことを考えているからなのだろうか。 今の生活も結構ギリギリでやりくりしている。 それが子どもを中心とした生活に変わるのだ。 果たして私の体は持つのだろうか。 その点については不安で仕方がない。 しかし、私よりも出産を控えた妻の方が不安なはずだ。 私はもっとどっしりと構えていなければならないのだろう。 「不安」のほとんどは杞憂に終わる。 それでも人は「不安」と同居しながら生きるしかない。 これは進化の過程で備わった危機管理能力の一つなのだ。 「愛は世界を分断する」 幸せホルモンであるオキシトシ