なぜカルビーは「やめられない、とまらない」を社員が考えたことにしたのか:スピン経済の歩き方(1/5 ページ) 「やめられない、とまらない」――。かっぱえびせんのCMコピーを編み出したという元広告マンが、「名誉」を傷つけられたとしてカルビーを訴えた。カルビー側は「コピーは社員が考えた」としており、両者は争うことに。この問題、なぜモヤモヤするのかというと……。 先週、スナック菓子愛好者たちがビックリするようなトラブルが報じられた。 日本人ならば誰もが一度は口ずさんだことのある「やめられない、とまらない」という「かっぱえびせん」のCMコピーを編み出したと主張する御年80歳の元広告マンが、「名誉」を傷つけられたとしてカルビーを訴えたのだ。 本件を報じた『週刊新潮』によると、この方は「かっぱえびせん」が最初に広島と東京で放映したCM制作を請け負った大広の元担当者。えびせんをつまみながらコピーを考えて