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ブックマーク / eetimes.itmedia.co.jp (4)

  • 農業の6次産業化を支える土壌センサー

    2年間の実証実験を経て製品化 ロームグループのラピスセミコンダクタは2017年11月14日、土の中の環境をセンシングする土壌センサーユニット「MJ1011」を製品化し、2018年1月末からサンプル出荷を開始すると発表した。リアルタイムで土壌のpH(水素イオン濃度指数)や肥沃(ひよく)度、温度、含水率を計測できる。 ラピスセミコンダクタは、MJ1011の主要デバイスである土壌センサーを2015年10月に開発。同センサーは半導体技術を用い1チップでpHや肥沃度、温度、含水率を検知できるセンサーで、「世界で初めて、土の中に直接埋め込むことのできるセンサー」(同社)として開発された。その後、ラピスセミコンダクタでは、さまざまな農業事業者などと連携し、農地での実証実験を進めてきた(関連記事:土に直接埋め込むセンサーが農業のIoT化を支える)。 「1次産業である農業分野では、2次産業の工業、3次産業の

    農業の6次産業化を支える土壌センサー
  • 新たなセキュリティ脅威、DNAを使ったマルウェア

    ワシントン大学は、DNAに保存されている情報を使って、コンピュータに不正に侵入できることをデモして見せた 出典:Dennis Wise氏(ワシントン大学) (クリックで拡大) バイオハッカーは、DNAの合成鎖にマルウェアを埋め込んで、DNAを解析するコンピュータを乗っ取ることができるという。米University of Washington(ワシントン大学)の研究チームは、広く利用されているツールを使用して同技術を実証した。2017年8月16~18日にカナダのバンクーバーで開催中の「USENIX Security Symposium」で、この研究について発表する。 コンピュータがウイルス、ワーム、トロイの木馬、バックドアなどに感染すると、悪意のあるプログラマーが作成したデジタルソフトウェアに占有されてしまう。ワシントン大学の研究チームは、こうした仕組みを利用して、DNA鎖をマルウェアに感染

    新たなセキュリティ脅威、DNAを使ったマルウェア
  • もふもふなスポンジ型センサー、皆なら何に使う?

    佐竹製作所発ベンチャーのタッチエンス 「こんなに“もふもふ”しているセンサーは見たことがない」―― 2016年4月に幕張メッセで開催された「TECHNO-FRONTIER 2016(テクノフロンティア 2016)」で、佐竹製作所発ベンチャーのタッチエンスは、3次元方向の検出ができるスポンジ型センサーを展示した。あまりの“もふもふ”さに衝撃を受けて、当時書いた記事のタイトルに、そのまま“もふもふ”を使ってしまったほどだ。 そのタッチエンスが2016年5月、クラウドファンディングサイト「Makuake」で、楽器デザイナーの中西宣人氏とともに、スポンジ型センサーを用いた電子楽器「CMG」の資金調達を開始した(同年6月7日現在、既に目標調達額の80万円を超えた)。 4月の取材当時では、用途として人と多く接触する民生用ロボットのヒューマンインタフェースを挙げていたスポンジ型センサー。なぜ、エンターテ

    もふもふなスポンジ型センサー、皆なら何に使う?
  • ウェアラブル脳波計は私たちの本音を伝えてくれる

    情報通信研究機構の成瀬康氏は、IEEEが開催した「ヒューマンインタフェースと脳科学」に関するセミナーで、日常での脳波計測を可能とするウェアラブル脳波計に関する研究成果を発表した。 「ウェアラブル脳波計の開発で、脳の無意識下の情報、つまり、私たちが伝えたくても伝えられない情報を人に伝える『Brain-to-Human Interface』を目指す」 米国電気電子学会(IEEE)が2016年5月25日に開催したセミナー「ヒューマンインタフェースと脳科学」で、情報通信研究機構(NICT)の成瀬康氏はこう語った。成瀬氏が研究を進めるのは、日常での脳波計測を可能とする“ウェアラブル脳波計”である。 現行の脳波計測は、大型の電極帽子を頭に取り付け、ジェル状の導電性ペーストを塗る必要がある。心電図を計測するときに使用されるジェルをイメージすると分かりやすいだろう。成瀬氏によると、「電極や導電性ペーストの

    ウェアラブル脳波計は私たちの本音を伝えてくれる
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