ダイエットにおいて、睡眠不足は大敵です。 なぜなら、睡眠不足になると太るから。 現代の睡眠科学は、睡眠不足になると自己コントロールするための意志力が低下し、夜間の人工照明がサーカディアンリズムを崩し、レプチンの減少により食欲が増加することで太ってしまうという科学的根拠(エビデンス)を示しています。 『睡眠が最強の自己啓発法である理由』 『テレビをつけたまま寝ると太る最新エビデンス』 『寝不足がダイエットの邪魔をする!〜睡眠不足が食欲を高める最新エビデンス』 睡眠不足は、我慢する意志力を失わせるとともに、食欲を高めることによってエネルギー摂取量を増やし、体重を増加させるのです。 日本人の睡眠時間は年々、減少しており、令和元年の健康実態調査(厚生労働省)では、睡眠時間が7時間未満である寝不足の割合が6割を超えています。 Fig.1:令和元年 健康実態調査(厚生労働省)より筆者作成 これに対して