進化するO2O、ユナイテッドアローズの挑戦《O2Oビジネス最前線・黎明期を迎えた新・消費革命》(1) - 12/05/11 | 12:03 アパレル業界は景気後退の影響で厳しい経営環境が続いている。そんな中、着実に成長を遂げている会社がある。衣類・小物などのセレクトショップ国内大手、ユナイテッドアローズだ。 2011年3月期の業績は、売上高は前期比8.5%増の約905億円、営業利益は約73.8億円(同49.4%増)、純利益は約35.9億円(同156.2%増)。そのうち、ネット通販の売り上げは約90億円で、前期比31.7%増。リアル店舗、ネット通販ともに絶好調だった。12年3月期も好調を持続。06年3月期の最高純益約40億円を更新する勢いだ。 注目すべき数字が、ネット通販売り上げ比率(EC化率)。11年9月6日付繊研新聞によると、10.6%というユナイテッドアローズのEC化率は、ユニクロ