ブックマーク / bunshun.jp (25)

  • 乃木坂46・早川聖来(22)の卒業路線が固まった“号泣&楽屋閉じこもり事件”「男性共演者と親密になって舞台上で号泣、周囲に謝りもせず…」 | 文春オンライン

    ◆ ◆ ◆ まず簡単に早川の生放送告発騒動を振り返る。5月21日に放送されたラジオ「らじらー!サンデー」(NHKラジオ第1)で、SEIGO氏を名指ししてこのように発言した。 《ライブやってて、あの、演出家のSEIGOさんっていう人がいるんですけどね、超ドSなんですよ。結構まあ「死ね」とか「ブス」とか「お前1人いなくてもいい」とか。みんなを心配してそう言ってくれているんですけど、今回のライブのリハで「(掛橋)沙耶香が事故ったのはお前らのせいだ」とかいろいろ言われて、「自業自得だ」とか言われて》 早川の口調が神妙だったこともあり、ファンからは心配の声があがり、同時にSEIGO氏に対して批判が殺到。この騒動を受けて乃木坂運営はメンバーやSEIGO人を含むスタッフたちに聞き取り調査を行なった。そして掛橋の落下事故の責任をメンバーに転嫁した発言は否定したものの、《SEIGO氏の言動や指導において

    乃木坂46・早川聖来(22)の卒業路線が固まった“号泣&楽屋閉じこもり事件”「男性共演者と親密になって舞台上で号泣、周囲に謝りもせず…」 | 文春オンライン
  • 実在の事件の扱いは、それで良かったのか? 今年最大の話題作『エルピス』、語られなかった「危うさ」 | 文春オンライン

    『カーネーション』『ワンダーウォール』『今ここにある危機とぼくの好感度について』等の作品で高い評価を受ける脚家・渡辺あやと、『カルテット』『大豆田とわ子と三人の元夫』等の話題作を手掛けてきたプロデューサー・佐野亜裕美が初めてタッグを組んだ『エルピス—希望、あるいは災い—』。 テレビドラマ作品でありながら、テレビ局の決してポジティブとは言い難い内幕を描く、というある種自己批判的な側面を含んでいたことでも話題を呼んだ作だが、鑑賞を終えたあと、私にはある疑問が残った。 それは、「現実にあった複数の事件の要素をコラージュ的に貼り合わせ、その上で『私の物語』を語ることには、危うさがあるのではないか?」という疑問だ。 物語を構成する、現実にあった複数の冤罪事件 作では毎回タイトルバックに、「このドラマは実在の複数の事件から着想を得たフィクションです」と表記され、菅家利和『冤罪 ある日、私は犯人に

    実在の事件の扱いは、それで良かったのか? 今年最大の話題作『エルピス』、語られなかった「危うさ」 | 文春オンライン
  • 中島みゆきが70歳に「自分の曲の解説は嫌い」と公言するワケ 『家なき子』主題歌に出てくる「僕」の正体は… | 文春オンライン

    きょう2月23日は、シンガーソングライターの中島みゆきの誕生日である。年齢をほとんど感じさせない人だけに、今年で70歳を迎えたということに驚かされる。 彼女の代表曲のひとつに「空と君のあいだに」がある。いまから28年前、1994年に放送されたドラマ『家なき子』の主題歌としてつくられ、大ヒットしたナンバーだ。この曲ができるまでにはこんなエピソードが残っている。

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  • 「切り取ってロシアに渡せば…」ウクライナ情勢が緊迫するなか、日本で過熱する“親ロシア発言” | 文春オンライン

    ロシアによるウクライナ侵攻は起こるのか。稿を書いている今もなお、日を追うごとにキナ臭さを増していくが、それに比例して日の言論空間でも不穏な空気が立ち込めている。一言で言えば、ロシアに批判的な言説に対する親ロシア的言説のカウンターだ。 司会者が「他国の領土を切り渡す」という解決法を提案 先日、BSフジでの討論番組に出演した現役議員がウクライナに非がある主張を展開し、司会者に至っては問題の解決方法として、「例えばそこ(ドネツク・ルガンスク地方)を切り取ってロシアに渡す」を提案するという、ロシアに一方的に有利な現状変更を積極的に認めるとしかとれない発言があった。21世紀に「他国の領土を切り渡す」という解決法を公言したことに、SNS上では衝撃を持って受け止められた。 また、朝日新聞デジタルでは記事に社内外の識者がコメントするコメントプラスという機能が存在するが、ウクライナ問題について識者によっ

    「切り取ってロシアに渡せば…」ウクライナ情勢が緊迫するなか、日本で過熱する“親ロシア発言” | 文春オンライン
  • 羽田空港のトイレで出産直後に女子大生はなぜ乳児を殺めたか デリヘルのバイトは「性経験を積むことで女性であると確認したかった」 | 文春オンライン

    殺害遺棄前後の女性の行動は不可解で強烈だった。飛行機の中で陣痛に耐え、空港のトイレで産んで窒息死させると、女性は殺害後に袋に入れた赤ちゃんの遺体を持ったまま空港内のカフェでアップルパイと飲み物を注文し、写真をSNSにアップしていた。さらに、殺害動機を「赤ちゃんの存在に困った」「就活の邪魔になると思った」と供述した。加えて女性が裕福な層が通うイメージの大学の出身で、赤ちゃんの父親がアルバイト先である風俗の客だったなどのエピソードは、人々の好奇心と加罰意識を刺激した。 2021年9月24日、懲役5年の実刑判決が下り、裁判長の「就職活動への影響を避けるべく、自らの将来に障害となる女児の存在をなかったものにするため殺害した。身勝手で短絡的(な犯行)」〔※( )内は筆者加筆〕との言葉とともに、共同通信は次のように報じた。 ◆ 〈被告は公判で、動機について「頭が真っ白になった。自分でも分からない」と説

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  • 「普通なんですが…」ネットを騒がせる“眼科の愛新覚羅先生”が明かす、やっぱり凄い“わが半生” | 文春オンライン

    愛新覚羅氏をご存知だろうか? かつて中国大陸を支配していた「清」という王朝の皇帝の一族である。 もともと、現在の北朝鮮の国境とほど近い地域(現在の撫順市と通化市の間あたり)を拠点とした満洲族(女真族)の首長・ヌルハチがご先祖だ。ヌルハチは1616年に即位し、次代のホンタイジが国号を「大清」に改め、3代目の順治帝の時代に中国土に進出。やがて康煕帝・雍正帝・乾隆帝の3賢帝の時代に極盛期を迎えた。現在の中華人民共和国の領域も、外モンゴルと台湾を除けばほぼ清朝の範囲を継承している。 清朝は1840年のアヘン戦争を境に衰退し、1911年の辛亥革命で滅びた。ただ、最後の皇帝・溥儀はやがて日の関東軍に利用されて傀儡国家の満洲国の皇帝として即位、戦後は収容所を経て、最後は一般市民として北京市内で没する。このあたりの話は、映画ラストエンペラー』や、溥儀の弟の溥傑に嫁いだ日人・浩の自伝『流転の王妃』な

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  • 上沼恵美子独占手記「人生でいちばん傷ついた出来事でした」 M-1炎上騒動、「えみちゃんねる」終了の全真相 | 文春オンライン

    コロナが当に憎い。こんなに憎いものはありません。この1年半、当に辛い思いを味わっています。 コロナのせいで、テレビ・ラジオの収録現場は一変しました。 いま私が抱えているレギュラー番組は、「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」(朝日放送テレビ)、「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)、「上沼恵美子のこころ晴天」(朝日放送ラジオ)の3です。 27年目を迎えた「おしゃべりクッキング」はゲストとトークしながら調理・試する番組ですが、コロナの影響で昨年3月からゲストをスタジオに呼べなくなりました。 「間」がどうしても狂ってしまう 「クギズケ」や「こころ晴天」でも他の出演者と十分な距離をとるか、アクリル板を挟まないとトークできない。やり取りがスムーズにできないし、「間」がどうしても狂ってしまう。おしゃべりを生業にしてきた私にとって危機的状況です。 何より寂しいのは、テレビ局のスタジオに観覧のお

    上沼恵美子独占手記「人生でいちばん傷ついた出来事でした」 M-1炎上騒動、「えみちゃんねる」終了の全真相 | 文春オンライン
  • 「真の弱者は男性」「女性をあてがえ」…ネットで盛り上がる「弱者男性」論は差別的か? | 文春オンライン

    大ざっぱにいえば、2010年代の反差別論が「ネトウヨや歴史修正主義者は差別者」というものだったとすれば、2020年前後の反差別論は「差別構造に無自覚に加担するマジョリティも同じように差別者である」という方向へと段階が進んできた。ごく一部の極端な差別者のみならず、マジョリティであることそのものの日常的(everyday)な差別性が問題視されるようになってきた。 その一つが「男性特権」であり、不公平で不平等な性差別的構造に対するマジョリティ男性たちの無自覚な加担の問題である。しかし、マジョリティとしての多数派男性の特権性の問題を自分事として引き受けることに、まだまだ戸惑いや違和感を覚える男性たちも多いように思われる。 そうした状況の中で、あらためて、「弱者男性」論がネットを中心に注目されている。 とはいえ、そこで言われる「弱者」の基準は、今もまだはっきりしない。それは労働の非正規性や収入の話な

    「真の弱者は男性」「女性をあてがえ」…ネットで盛り上がる「弱者男性」論は差別的か? | 文春オンライン
  • 「週刊文春」はなぜ五輪組織委員会の「発売中止、回収」要求を拒否するのか――「週刊文春」編集長よりご説明します | 文春オンライン

    報道の通り、「週刊文春」編集部は、4月1日、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋聖子会長名で、「週刊文春」4月8日号及び3月31日配信「文春オンライン」が報じた開会式の演出案を巡る記事について抗議と雑誌の発売中止と回収などの要求を受けました。 組織委員会が対象としているのは、「週刊文春」4月8日号の記事「白鵬、海老蔵、後援者...森・菅・小池の五輪開会式“口利きリスト”」(件記事)、及び3月31日に文春オンラインに「スクープ速報」として配信した「『AKIRA』主人公のバイクが...渡辺直美も絶賛した「MIKIKO チーム開会式案」の全貌」(件ネット記事)の2つです。 組織委員会の要求は以下の通りです。 1.件記事が掲載されている週刊文春4月8日号を直ちに回収し、今後の販売を中止すること 2. 件ネット記事を直ちに削除すること 3. 保有している内部資料を直ち

    「週刊文春」はなぜ五輪組織委員会の「発売中止、回収」要求を拒否するのか――「週刊文春」編集長よりご説明します | 文春オンライン
  • (3ページ目)モテないと「格好がつかない」、元妻に未練…最後の出演作で長瀬智也が醸す“男の悲哀” | 文春オンライン

    死ぬ間際だからこそ明かされる、父のさまざまな秘密 一方で、第4話ではある秘密が明らかになる。寿限無の父親は自分であったこと、そしてその事実をずっと伏せてきたことを、寿三郎は、人生の最期だからと打ち明けてしまう。子どもたちは絶句する。さらに寿限無自身も、その事実を受けて寿三郎への対応を変える。 死ぬ間際だからこそ明かされる、さまざまな父の秘密。『俺の家の話』は、展開が進むにつれ、寿三郎が決していい父親ではなかったことをどんどん明かしていくのだ。 決して100パーセント善良なわけではない、間違いだらけの父親。「立派ではない父」をそれでも介護しなくてはいけない息子、娘の姿。それは寿三郎が父として立派であろう、威厳を保とうとする姿とは裏腹に存在する、家族のもうひとつの側面だった。 桐谷健太 ©getty 端的に言ってしまえば、異性からモテることを最期まで誇示したがる父の姿と、異性への欲に負けて間違

    (3ページ目)モテないと「格好がつかない」、元妻に未練…最後の出演作で長瀬智也が醸す“男の悲哀” | 文春オンライン
    massarassa
    massarassa 2021/02/19
    “異性からモテることを最期まで誇示したがる父の姿と、異性への欲に負けて間違った父の姿が、両方描かれている”
  • 「尾身さんを少し黙らせろ。後手後手に見えるじゃないか」“やり手”のはずの菅首相、新型コロナで無力な理由 | 文春オンライン

    「実務型」だと聞いていたけれども、まったくそんなことはなかった。菅義偉のことだ。 新型コロナウイルスについて「年末年始で感染状況のベクトルが下向きになると考えていた」、緊急事態宣言の効果は「1カ月で事態改善」と述べるなど、見通しの甘さが方々から指摘されている。おまけにビジネス関係者の入国が「首相の強い思い」によって継続したかと思えば停止になるなど、喋りも意思決定もおろおろしている状態だ。 「尾身さんをもう少し黙らせろ。後手後手に見えるじゃないか」 こうなると、菅がなぜ総理大臣になってしまったのか、「実務型」「影の実力者」という神話はいったい誰が作ったか、そうした疑問が湧いてくる。

    「尾身さんを少し黙らせろ。後手後手に見えるじゃないか」“やり手”のはずの菅首相、新型コロナで無力な理由 | 文春オンライン
  • 2016年M-1王者・銀シャリが語るミルクボーイ「ツッコミ内海の“間”がエグい」 | 文春オンライン

    「僕らはどこかで完璧なM-1優勝だと思ってない」 ――2016年にM-1王者となった後も毎年、「エアM-1」を開催しているとのお話ですが、今年もやられたのですか。 橋 やりましたよ。1目は、作り込んだ感じのものではなく、今、初めてこの場でしゃべっているような、どフリーな感じのネタです。 ――なぜ、エアM-1をやるようになったのでしょう。 橋 どこかで完璧な優勝だと思ってないからでしょうね。まだまだやと。 鰻 僕らと、スーパーマラドーナと、和牛が最終決戦に残って、三つ巴になったんで。5人の審査員のうち、3人は僕らに入れてくれたんですけど、スーマラも和牛も1票ずつ獲得しているんです。 橋 全員が僕らのことを認めてくれたわけやない。だから、チャンピオンたるもの、いつ出ても恥ずかしくないような状態にしておかなきゃならん、と。もう出られんのですけど、それくらいの気持ちでいないと僕らはダメやと

    2016年M-1王者・銀シャリが語るミルクボーイ「ツッコミ内海の“間”がエグい」 | 文春オンライン
  • (3ページ目)大坂なおみさんの快挙を「素直に喜んじゃいけない空気」にしたのは誰ですか? | 文春オンライン

    何回抹茶アイスって言わせれば気がすむんだ!! はい乗ってきたよ、次!! テレビ!! 金のことばっか聞くんじゃねえ!! 何回抹茶アイスって言わせれば気がすむんだ!! あと北海道のじーちゃんの映像はもうお腹いっぱいだから!! あと、もう、セリーナ!! なおみと同じく、私もかっこいいあなたに憧れてます。「男子選手だったら(コーチングというジャッジは)取られなかったのではないか」というのも、もしかしたらそうなのかもしれない。テニスに限らず様々なスポーツに未だレイシズムやセクシュアリズムが純然と横たわっているのは、事実だから。だけどそうした見えない敵と長く戦ってきたセリーナだったら、なおさらあの日審判とではなく大坂選手と戦って欲しかった。日とハイチ、そしてアメリカ、複数のスタンダードの中で生きてきた大坂選手と。もう色んなこと、うっせーバチコーンっつって、結局これだろバチコーンって、きっちりテニスで

    (3ページ目)大坂なおみさんの快挙を「素直に喜んじゃいけない空気」にしたのは誰ですか? | 文春オンライン
    massarassa
    massarassa 2018/09/15
    “「この場合何を言うのが正解か」合戦に、一番巻き込まれてるのは他ならぬおまえだ!! そもそもこんなコラムを書いている時点で、この優勝に対する「正しい態度」を探してる”
  • (3ページ目)「高畑勲監督解任を提言したあのころ」――鈴木敏夫が語る高畑勲 #2 | 文春オンライン

    「完成させたかったら、高畑さんを解任しろ」 準備がある段階まで進んだところで、急に進捗状況が悪くなりました。西村に話を聞いてみると、要するに、高畑さんが田辺ひとりに芝居を描かせようとしていることが分かりました。『山田くん』からさらに要求がエスカレートしたんです。 この数十年、アニメーションの絵はどんどん細かくなってきました。たとえば、『となりのトトロ』の頃は、長編一につき原画マンひとりで10分ぐらい描いていたのが、いまは3分も描きません。それだけ作業が細分化し、人手をかけるようになっている中で、高畑さんはひとりの人間にぜんぶ描かせようとしていたんです。 ©文藝春秋 少数精鋭というのは分かりますが、さすがにひとりというのは現実的じゃない。そこで、僕としては間をとって3人ぐらいで描いたらどうかと西村に提案しました。その結果、久々に安藤雅司がジブリに帰ってくることになりました。宮崎駿の下で『も

    (3ページ目)「高畑勲監督解任を提言したあのころ」――鈴木敏夫が語る高畑勲 #2 | 文春オンライン
    massarassa
    massarassa 2018/08/30
    “高畑さんと付き合い続けた西村はどんどんやせ細っていきました。28歳で関わって、完成したときにはもう36歳。その間に結婚して、子どもまで生まれました。青春のほぼすべてを1本の映画に捧げて、本当に粘り強く”
  • 「なぜ高畑勲さんともう映画を作りたくなかったか」――鈴木敏夫が語る高畑勲 #1 | 文春オンライン

    高畑さんが亡くなり、「お別れの会」を終えたいまも、気持ちが収まる気配がありません。徳間康快や氏家齊一郎さん、あるいは親父やお袋が死んだときも、葬儀を終えてしばらくしたら、心の整理はついたんです。ところが、今回はなかなか落ち着かない。気がつくと、すぐそこに高畑さんがいるんですよ。こんなことは生まれて初めてです。それだけ強烈な人だったということなんでしょうけど、正直なところ困っています。 お別れの会でも話しましたが、高畑さんと僕は最後の最後まで監督とプロデューサーでした。ある種の緊張関係がずっとあったんです。 鈴木敏夫(スタジオジブリ 代表取締役プロデューサー) ◆ ◆ ◆ 最初にじっくり話をしたのは、高畑さんが『じゃりン子チエ』を作っているときでした。当時の僕は『アニメージュ』の編集者。制作会社テレコムがあった高円寺の喫茶店でインタビューすることになりました。席に着くやいなや、高畑さんは先制

    「なぜ高畑勲さんともう映画を作りたくなかったか」――鈴木敏夫が語る高畑勲 #1 | 文春オンライン
    massarassa
    massarassa 2018/08/30
    “高畑さんがやろうとしたことは、娯楽アニメーション映画の枠を完全に越えていたんです。芸術作品を作るのと同じやり方で作ったわけですから、それはいいものができます”
  • 名ゼリフと名場面で振り返る『ひよっこ』最終回の奇跡 | 文春オンライン

    失踪していた“おとうちゃん”との一連のエピソードに区切りがついてから、みね子の物語にはほとんど幕が閉じかかっていて、終盤の1ヵ月半ほどは、スピンオフ、はたまた長いエピローグのようなものだった。岡田惠和もその事に自覚的で、みね子の人生を題材に漫画を描いている啓輔と祐二の2人の口を借りて、自嘲的につぶやく。 どうも、ここんとこ、ちょっこす中だるみっちゅうか ちょっこ、地味っちゅうか 盛り上がりに欠けっとも そろそろ、新しい恋をした方がいいがんないかとか 豊潤な“余り時間”で描かれた愛すべき脇役たち 挙句、ヒロインみね子に「地味ですみません」とまで言わせてしまう始末。しかし、そこがよかった。ダラっとした感じが視聴の集中力を削いだのは確かなのだけども、その豊潤な“余り時間”でもって、主人公のみならず、脇のキャラクターの生い立ちや仕草を書き込むことが許された。どう考えても物語の筋から外れたそれらの情

    名ゼリフと名場面で振り返る『ひよっこ』最終回の奇跡 | 文春オンライン
    massarassa
    massarassa 2017/10/11
    “最終回においてもみね子は何者にもなっていない。そのことがひどく観る者を勇気づけやしないか。 まだまだ(一緒に)がんばっぺ ”
  • 「オバQ」「ちびまる子ちゃん」「あたしンち」を夏休みゴロ寝しながら読みたい理由 | 文春オンライン

    夏の感情の機微が蘇る さくらももこ『ちびまる子ちゃん』 30年近く日曜の夕方に君臨し続ける国民的作品であって、紹介も何もないわけですが、原作コミックスの持つおもしろさは、今なお鮮烈だ。とりわけオススメしたいのは、はまじ、ブー太郎、永沢、藤木、山田、小杉、山根、野口さんといったアニメでお馴染みのキャラクター達が頭角を現す以前の、りぼんマスコットコミックス1巻から7巻あたり。作者の実体験が濃く物語に反映されたエッセイ色の強い時期のエピソード群である。 絵は簡素で稚拙なのだが、キャラクターの表情や仕草に、センスとしか呼びようのない奇妙な巧さがあって目を引き付ける。そして、驚くのはその文字量の多さだ。吹き出しの台詞のみならず、作者のツッコミで、コマの隅々まで言葉が敷き詰められている。この言葉のおもしろさが初期『ちびまる子ちゃん』の何よりの魅力だろう。さくらももこの文体がその後のエッセイ文化に与えた

    「オバQ」「ちびまる子ちゃん」「あたしンち」を夏休みゴロ寝しながら読みたい理由 | 文春オンライン
    massarassa
    massarassa 2017/08/11
    “毎日が夏休みだったらいいのにな、と冗談めいて願いつつも、夏休みは当然のようにあっという間に終わってしまう。しかし、叶わないことへの祈りこそが、日常を輝かせる”
  • (3ページ目)千葉雅也×山口真由「なんで勉強するの?」――勉強を極めたふたりの白熱対談 | 文春オンライン

    massarassa
    massarassa 2017/05/30
    “親をドン引きさせるのは、大事かもしれませんね。私はまだその機会がないから、今でも親の期待にはちゃんと応えたいと思ってしまいます”
  • なぜ流行が分からなくなると小鼻がふくらむのか? | 文春オンライン

    「小鼻がふくらむ」という現象に、私は妙に注目してしまうんですね。小鼻に魅せられていると言ってもいい。小鼻ほど微妙なかたちで人間の感情が表現される部位はない。その動きのひとつひとつに魅了されてしまう。自分の小鼻もそうですし、人の小鼻もそうです。小鼻の動きを見ていると、人間は「社会動物」なんだと思わされる。小鼻で表現される感情こそが人間社会なのだという気もするほどです。 流行のアイドルが分からないと小鼻がふくらむ きっかけは十五年ほど前のことでした。当時、私は高校生だったんですが、その頃に「モーニング娘。のメンバーが分からない」という半分ネタのような発言があったんですね。ちょうど『LOVEマシーン』がヒットして、モーニング娘。が大ブレイクしてた時期なんですが、その頃に一部のオッサンたちが言っていました。 「俺さあ、モーニング娘。のメンバー、全然わかんないんだよね」 みんな妙に嬉しそうでした。小

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  • 『VERY』ママに蔓延中、宇多田ヒカル「二時バカ」症候群ってなんだ? | 文春オンライン

    『VERY』ママに蔓延中、宇多田ヒカル「二時バカ」症候群ってなんだ? 宇多田ヒカル&椎名林檎「二時間だけのバカンス」に込められた意味を探る 昨年、新書『1998年の宇多田ヒカル』を上梓して以来、テレビ、ラジオ、ウェブメディア、雑誌などから宇多田ヒカルについてのコメントやコラムを依頼される機会が増えた。原則として、ゴシップ的なものではなく宇多田ヒカルの作品に関することの依頼については前向きに検討するようにしているのだが、中には「御のプロモーションということで」とギャラがまったく発生しないこともあって、「『御のプロモーション』と言われても、発売から半年以上経ったらほとんど動かないんだけどなぁ」とか思いながら受けた仕事もある。 先日、これまで一度も仕事をいただいたことのない女性誌から、宇多田ヒカルについての原稿依頼の連絡がきた。ここ数年、女性誌の売上部数トップを独走してきた30代ママ向けのフ

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