人生に関するmasterinseiのブックマーク (2)

  • 心象風景

    今日の帰り道、長い塀とその中にある高い木々に囲まれた屋敷を見かけました。随分昔からあるような雰囲気でした。大きな門のところにはぴかぴかの監視カメラがあって、そこだけちぐはぐな感じがしました。 私は散歩が好きで、気がつくと三時間くらい歩いていたりします。この街はくまなく歩き回ったと思っていたのですが、まだ知らない場所があったみたいです。こういうことがあると、物語の中に入ったようで少し楽しい気分になります。ここはそんなに大きな街ではないので、もう何ヶ月かしたらきっと、当に行ったことがない場所などなくなってしまうでしょう。そう思うと少し残念でした。その時が訪れたら、人に迷惑にならない程度に少しばかり酒に酔って散歩するのも良いなと思いました。そうして、意識がはっきりしていない状態で歩き回ると、「町」に出てくるような遊びができるかもしれないと考えました。 小説といえば、昔に村上春樹の小説を夢中に

    心象風景
    masterinsei
    masterinsei 2020/11/03
    久々に1q84読み返したくなった。
  • 彼女が好き

    彼女は少し前に婚約し、現在同棲している。しばらくしたら結婚するようだ。 私は彼女から婚約の報告を受けた際、自らの好意を自覚した。 私は彼女が好きだ。 それまでは無意識に抑えていたのか自覚がなかった。 だが今更どうしようもない。彼女は結婚秒読みだ。それを壊す気も何かをする気もさらさらない。 幸せになってほしい。 彼と幸せになってほしい。 私は彼女に想いを伝えることはせず、ひとりの友人として付き合っていくことに決めた。 ありがたいことに彼女は私を信頼してくれており、日常の色々な話をしてくれる。 彼がこんな話をしてくる。 彼が好きな映画に二人で行った。 彼のためにこんな夕飯を作った。 彼が。彼と。彼に。彼は。 彼女から、彼の話をたくさん聞く。 彼女にとって彼の存在がどんどん大きくなっていくのが分かる。 彼はとても優しく、彼女とうまくやっているようだ。 どうか彼と幸せになってほしい。 ただ、話を聞

    彼女が好き
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