日本列島が猛烈な寒波に見舞われた24日、寒さにめっぽう弱いはずの沖縄県民(の一部)は、なぜか喜び勇んで寒風吹きすさぶ浜に繰り出したそうです。 彼らがめざしたのは、寒波で動けなくなった熱帯魚。強い寒波に見舞われると、急激な水温の低下についていけなかった浅瀬の魚が仮死状態になって浜に打ち上げられるのだとか。 「いやー、島中たいへんなことになっていました」 とは、西表島で狩猟採集系シーカヤックサービス「バジャウ トリップ」を営む赤塚義之さん。 「いま、島はサトウキビ収穫の真っ最中。私も手伝っているのですが、島の人たちは魚が気になって気もそぞろ。中には仕事中にこっそり畑を抜け出して海に行ってしまう人まで出るような状態でした」 「島の古老の言うことには、これだけの寒波は30数年ぶり。場所によっては波打ち際が魚で銀色にギラギラ瞬いていたというのだから、無理もありません」 まあ! そんなお魚祭りのさなか