タグ

ブックマーク / tmaita77.blogspot.com (2)

  • 職業別の生涯未婚率(国勢調査版)

    未婚化の指標として注目される生涯未婚率ですが,官庁統計をフル活用することで,さまざまな属性別の数値も出すことができます。2月9日の記事では,職業別の率を計算したのですが,この記事は多くの方に読まれました。 今回は,基幹統計である『国勢調査』に依拠して,同じ資料をつくってみようと思います。全国民を対象とした悉皆調査である『国勢調査』をもとに,職業と結婚に関する,より精度の高いデータをつくってみましょう。前回と類似の結果が得られるかを確認する,「追試」の意味合いも含めます。 2010年の抽出詳細集計の中に,「職業(中分類)×性別×年齢×従業上の地位×配偶関係」の多重クロス表があります。下記サイトの表7です。私はこの表のデータを用いて,正規職員の職業別の生涯未婚率を計算しました。前回と同様,正規・非正規の量の影響を除くため,正規職員に限定します。 http://www.e-stat.go.jp/

    職業別の生涯未婚率(国勢調査版)
  • 面グラフによる年収分布図

    誰もが関心を持つ年収分布ですが,官庁統計では,おおむね100万円刻みの分布が示されています。200万円台は何人,300万円台は何人,・・・1500万円以上は何人,というデータです。 これをグラフ化するとなると,各階級が全体に占める割合(%)を出し,それらをつないだ折れ線を描くのが普通でしょう。これがいわゆる,年収分布曲線です。 しかし,多くの属性の分布を比較しようという場合,何もの曲線を描くことになります。たとえば,20~50代の5歳刻みの年収分布を比べる場合,8の曲線を盛り込むことになり,非常に見づらくなります。グチャグチャです。 私は,この難点をクリアする技法として,面グラフによる表現を思いつきました。いくつかの事例を見ていただきましょう。まずは,男性有業者の年収分布の変化図です。 どうでしょう。年齢層ごとの年収分布を上から俯瞰する図法です。「失われた20年」と形容される,90年代

    面グラフによる年収分布図
  • 1