日本において、1950年から2020年にかけて展開されてきたメディアアートの大きな流れを示すことを目的にして作られました。時代とともに表現形態が変化し、はっきりと定義しにくいメディアアートの多様性とその変遷を読み取るために、年表は大きく5つのカテゴリーから構成されています。 1: フェスティバル/シリーズ 2: 施設/組織 3: グループ/アーティスト・コレクティブ 4: テレビ/ラジオ/インターネット(ネットワーク・ベースド) 5: 高等教育機関/学会 万国博覧会、フェスティバル、展覧会やコンサートなどの「出来事(events)」を軸にして、それを実施したグループや施設などの「組織(organizations)」を大きな時間の流れの中に配置して、現在の日本のメディアアートへ受け継がれる文脈の表現を試みました。さらに、メディアアートの「学術的環境(academia)」として、高等教育機関と