世にも恐ろしい儀式 歴史が証明するように、人間は時に「宗教」や「信仰」によって、狂気じみた行動を取ることがある。 信仰の名の下に、おぞましい行為が「聖なる儀式」として行われることさえあるのだ。 何に信仰を持つか、どんな宗教を信じるのかは、非常に重要な問題である。 今回は、かつてチベットで行われていた恐ろしい「聖なる儀式」について紹介したい。 阿姐鼓 「阿姐鼓」とは、直訳すると「お姉ちゃんの太鼓」を意味する。 単純に考えると、お姉ちゃんの所有する太鼓のように思えるが、実際にはそうではない。 この「阿姐鼓」には驚くべき逸話があるのだ。 チベットの姉妹 イメージ画像 チベット高原のある貧しい家庭に双子の女の赤ちゃんが生まれた。姉は生まれつき聾者(ろうしゃ ※聴覚障害者の一区分)だった。 姉妹が16歳に育ったある日、姉が僧侶たちに連れ去られた。姉妹はその後、再び会うことはなかった。 妹は毎日母に「