語りたいテーマは2つ。 一つは信頼出来ない語り手。 一つは世間の常識。 信頼出来ない語り手 12巻を読み終わって、一番に思ったのは京介は信頼できない語り手だったかもということ。 信頼できない語り手 - Wikipedia 信頼できない語り手(しんらいできないかたりて、信用できない語り手、英語:Unreliable narrator)は、小説や映画などで物語を進める手法の一つで、語り手(ナレーター、語り部)の信頼性を著しく低いものにすることにより、読者や観客を惑わせたりミスリードしたりするものである。 自分は京介が桐乃に抱いていた大事にしたい、仲良くしたいといった気持ちは、「妹」へのものだと思っていた。 見返してみても、そんな感じに読める部分はいくつかある。 妹の考えていることが、俺にはぜんぜん理解できない。だけど、関係ないと思った。あいつが俺を嫌いでも、そうでなくても、一度自覚してしまった