フロントマン・佐藤伸治さんが亡くなった今も、ファンを増やし続けている孤高のバンド「フィッシュマンズ」のドキュメンタリー映画が製作されている。きっかけは一人のフィッシュマンズファン、坂井利帆さんの強い思いだった。製作資金をクラウドファンディングで募ると、たちまち国内外から700名以上の出資者が集まり、5月末の期限を前に増え続けている。 今なお色褪せないフィッシュマンズの魅力とは何か。作品のプロデューサーである坂井さんと、彼女の熱意に応えたフィッシュマンズのリーダー・茂木欣一(もてぎ・きんいち)さんに映画化への思いを聞いた。