パフォーマンス・チューニングにおけるSQLチューニング それでは実際に、パフォーマンス・チューニングでのSQLチューニングの位置付けを見てみます。 論理設計や物理設計の変更、Oracleインスタンスの初期化パラメータの変更などOracleデータベースのパフォーマンス・チューニング方法の中で、SQLチューニングは、最も効果が期待できる手段です。場合によっては、索引の使用の有無など、SQL文を最適化することによって、数倍から数百倍のパフォーマンス向上といった、そのほかの手段では実現不可能な結果をもたらすこともできます。 SQLチューニングの処理は、Oracleインスタンスやハードウェア・リソースなどに密接にかかわっていて、パフォーマンス・チューニングの観点から見ると、これらのかかわり合いは、図3のような関係で表せます。この図の中で、SQLチューニングは最も下位に位置しています。下位の階層は、よ
データベースを利用したシステムのパフォーマンスは、『チューニング』という作業によって大幅に改善されます。 プログラムを変更せずに、いきなり処理時間が500~1000分の1に短縮されることもマレではありません。データベース・チューニングって魔法みたいだと思いませんか? このテキストは、Oracleデータベースを使用したシステムのチューニング方法について詳しく説明していきます。 データベース・チューニングすなわちシステムの調整は、『設計』、『開発』、『運用』のフェーズにて行います。(システム構築とは『分析』→『選定』→『計画』→『設計』→『開発』→『導入』→『保守』→「分析」と、各フェーズが循環している) それぞれのフェーズ別に解説していますので、それぞれの担当者が、その段階にて各項目の内容を1つずつチェックして下さい。 チューニング方法について、22章68項目にまとめましたので、Oracle
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