ニートという言葉が使われるようになったのは2004年頃からで、もう20年ほどになるんですね。 今の若い世代は語源を知らない人も多いと思いますが、ニートは元々NEET(Not in Education, Employment or Training)という英語が基で、就学(勉学)、就労(労働)、職業訓練を行っていない若年層(国内では15歳~34歳)を指します。 要するに学生でもなく働いているわけでもなく職業訓練も受けていない若者を二―トと呼ぶわけです。 2019年のデータではニートの数はおおよそ74万人にのぼるとされています。※調査資料では39歳までを対象としています。 2022年時点で74万人…「ニート」数の推移と現状をさぐる そのうち20代が占めるニートの割合は32万人で全体の43%、半分を近くを占めます。 この統計ではニートに区分される対象者が39歳までで、それ以上の数字が入っていませ