【読売新聞】 埼玉県警川口署に約9か月勾留された40歳代の男性が、留置施設の弁当の野菜が極端に少なくビタミン不足で 脚気 ( かっけ ) になったとして、県を相手取り1000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、さいたま地裁であ
動画投稿サイトで著名人らを繰り返し脅迫した疑いなどで逮捕状が出ている、ガーシー元参議院議員が、4日、滞在先のUAE=アラブ首長国連邦から帰国し、暴力行為等処罰法違反などの疑いで警視庁に逮捕されました。 警視庁は、動画配信の詳しいいきさつについて、元議員を取り調べることにしています。 逮捕されたのは、元参議院議員のガーシー、本名・東谷義和容疑者(51)です。 捜査関係者によりますと、去年、動画投稿サイトで、著名人や実業家を繰り返し脅迫したり中傷したりしたなどとして、暴力行為等処罰法違反の常習的脅迫などの疑いが持たれています。 元議員をめぐっては、ことし4月にパスポートは失効していましたが、その後もUAE=アラブ首長国連邦に滞在しているとみられていました。 警視庁が、ICPO=国際刑事警察機構を通じて国際手配するとともに、先月、現地に捜査員を派遣し、現地当局に元議員の早期の帰国に向けて働きかけ
中国共産党政権が学生らの民主化要求運動を武力で弾圧し、多数の犠牲者を出した天安門事件から4日で34年になる。 中国外務省報道官は「すでに結論が出ている」と述べ、民主化運動を「反革命暴乱」として弾圧を正当化する見解を変えなかった。断じて容認できない。 改革派の胡耀邦元総書記が1989年4月に死去したことを機に、学生らが天安門広場で求めたのは「民主」であり「自由」だった。その学生や市民に、中国人民解放軍が、6月3日夜から4日未明にかけて無差別発砲を繰り返し、平和的な運動を武力で押さえ込んだのは歴史的事実である。 中国当局は事件の死者数を319人としているが、少なすぎるというのが一般的な見方だ。当時の英外交文書は「1万人以上」と推計している。 中国は責任を認め、被害者家族らに謝罪すべきだ。なぜ無辜(むこ)の市民を殺戮(さつりく)したのか。真実を自国民に説明すべきである。 香港では中国への返還後も
4月15日、岸田首相の演説中に、爆発物が投げ込まれる事件が発生。それを受けて「安倍元首相銃撃事件の山上被告を英雄視した報道のせいだ」「犯罪者の主張(統一教会問題)に耳を貸すな」という論調が蔓延した。その主張のデタラメぶりを、ルポライター村田らむ氏が統一教会問題を追い続けてきた鈴木エイト氏に訊く。 ※本インタビューは2023年4月に行われ、実話BUNKAタブー2023年7月号に掲載されたものです。 首相襲撃以降のメディア批判論 4月15日、和歌山県の雑賀崎漁港に選挙応援に訪れていた岸田文雄首相に筒状の爆発物が投げつけられた。 異常事態に気づいたSPが防護板で爆発物を跳ね返し、首相は避難。爆発物を投げつけた犯人・木村隆二は、地元の屈強な漁師にガッチリ押さえられた。その後、かなり遅れて投げつけた筒がドンッ!! と大きい音をあげて爆発。爆発までに50秒と、かなり長い時間がかかったため、被害者は出な
警察官を含む男女4人が殺害された今回の事件。第一通報者とされる住民から証言を得ることができました。見えてきたのは息子の犯行を知った容疑者の父で中野市議会議長・正道さんの動揺です。 第一通報者とみられる男性 「偶然にも議長さんが南の方から車で帰って来たんですよ」 記者)そうだったんですか 第一通報者とみられる男性 「何かあったの?」って声かけられて、それで俺、息子じゃねえかなと思ってたのでちょっと勘ぐって「政憲 迷彩服持ってる?」って言ったら「うん、持ってるよ」と言って。猟銃も持ってる?って言ったら「猟銃も許可取って持ってるよ」って。それで頭を抱えて、「まさかうちの子じゃねえだろうな」という話だった」 「俺も心の片隅にあいつじゃねえかなという気がていたもんで、親父が来たからすぐ確かめてみたんですよ。そうしたら「え~うちの子が。せめて命だけはとりとめてくれればな」みたいなことで、頭抱えてしゃが
重大少年事件の記録が各地の裁判所で廃棄されていた問題について、記者会見で頭を下げる最高裁判所の小野寺真也総務局長(右)ら=東京都千代田区で2023年5月25日午後3時25分、宮武祐希撮影 重大少年事件の記録が各地の裁判所で廃棄されていた問題で、最高裁は25日、調査報告書を公表し「後世に引き継ぐべき記録(国民の財産)を多数失わせ、国民の皆様におわび申し上げる」と謝罪した。保存記録を膨大化させないよう全国の裁判所にメッセージを送った最高裁の対応が、保存に対する職員の消極的な姿勢を強めたと認めた。 事件記録の廃棄を巡っては2022年10月に神戸連続児童殺傷事件(1997年)の記録が神戸家裁で廃棄されていたことが発覚。最高裁は有識者委員会を設置した。報道機関から保存の有無について問い合わせがあった少年事件52件や、重要な憲法問題を扱った民事事件35件を対象に、当時の職員らにヒアリングして共通する問
入管難民法改正案を審議している参院法務委員会で16日、日本維新の会の梅村みずほ氏が2021年に名古屋出入国在留管理局で死亡したスリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)について「ハンガーストライキによる体調悪化によって亡くなったのかもしれない」と述べた。根拠の乏しい発言をする梅村氏に遺族支援者から反発が強まっている。
「そんなこと言わないでよ。わたしの夫は亡くなっているんですよ」 公文書改ざんを強要され自殺した元近畿財務局職員・赤木俊夫さんの妻・雅子さんは佐川宣寿元国税庁長官の代理人に向かって叫ぶと、泣き伏してしまった。 5月8日、大阪地方裁判所で行われた損害賠償請求訴訟控訴審の進行協議のなかでの出来事である。佐川氏の4名の弁護士はウェブ上での参加だったという。 いったいなにが起こっていたのだろうか。 国は税金を使って真相解明を阻んだ 赤木雅子さんは2020年3月18日、国と佐川宣寿元国税庁長官に対する損害賠償請求訴訟を提起した。 目的はひとつ。夫がなぜ死ななくてはならなかったのか。その真相を知りたい。ただ、それだけだった。 財務省は公文書改ざん発覚後の2018年6月4日、「改ざん等に関する調査報告書」なる文書をとりまとめた。しかし、誰が、いつ、どこで、どのようにして改ざんを指示し、どのような命令系統で
5日朝早く、東京・永田町にある総理大臣官邸の守衛所のトイレで、警視庁の機動隊員が血を流して倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたがまもなく死亡が確認されました。警視庁は現場の状況から拳銃で自殺を図ったとみて調べています。 警視庁によりますと5日午前4時40分ごろ、千代田区永田町にある総理大臣官邸の西門守衛所のトイレの個室内で、警視庁の機動隊に所属する25歳の男性巡査が頭から血を流して倒れているのを同僚の警察官が見つけました。 隊員は病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。 同僚が銃声のような音を聞いて駆けつけたところ隊員が倒れていて、そばには拳銃が落ちていたということです。 拳銃は隊員に貸与されていたもので、弾が1発、発射されていたということです。 隊員は総理大臣官邸の警備に当たるため4日の朝から勤務していて、当時は休憩中でした。 警視庁は現場の状況から拳銃で自殺を図っ
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今月、投票が行われた埼玉県議会議員選挙で当選した、日本維新の会の候補の支援者が、告示前に有権者十数人に飲食を提供したとして、公職選挙法違反の疑いで逮捕されました。 逮捕されたのは、埼玉県草加市の内田佳伯容疑者(78)です。 警察によりますと、今月9日に行われた埼玉県議会議員選挙の告示前に、支援する候補者を当選させるため、草加市内の飲食店で有権者十数人に、ひとりあたり数千円相当の飲食を提供したとして、公職選挙法違反の供応などの疑いが持たれています。 警察は、捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。 関係者によりますと、容疑者は草加市の選挙区で当選した、日本維新の会の中村美香議員を支援していたということです。 警察は容疑者が選挙区内の有権者を集めて、飲食を提供したとみて当時の状況や詳しいいきさつを調べています。 支援者の逮捕について日本維新の会埼玉県総支部は「情報収集中のため現時点で
Published 2023/04/27 19:25 (JST) Updated 2023/04/27 23:46 (JST) 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、大会組織委員会の会長を務めた森喜朗元首相(85)が昨年、参考人として東京地検特捜部の事情聴取を受けた際、広告大手電通元専務の高橋治之被告(79)=受託収賄罪で4回起訴=の理事就任について、組織委のマーケティングなどのために「便利だと考えた」と供述していたことが27日、関係者への取材で分かった。 副会長を務めた日本オリンピック委員会(JOC)前会長の竹田恒和氏(75)から、スポンサー募集の専任代理店を担う電通出身であることを理由に高橋被告を推薦され、森氏も同社出身の理事がいた方がいいと考えたと特捜部に説明したことも判明した。 事件の公判で検察側は、竹田氏の推薦があったとの森氏の供述調書の要旨を朗読したが、電通を意識したとのよ
9日に投開票された愛知県議選で運動員に報酬を支払ったとして、県警は26日、公選法違反(買収)の疑いで、名古屋市中村区選挙区に日本維新の会公認で立候補し落選した美容会社社長、田畑和紀容疑者(53)=同市中川区富田町=を逮捕した。 逮捕容疑では、中村区内の選挙事務所で7~8日、投票呼びかけなどの選挙運動をしたことの報酬として運動員3人に、現金計12万5千円を渡したとされる。県警捜査二課は認否を明らかにしていない。 公選法は、運動員への報酬支払いを原則禁じており、支払いが可能な運動員は選挙カーで支持を訴える車上運動員(ウグイス嬢)や手話通訳者、単純作業に従事する労務員に限られる。 捜査関係者によると、田畑容疑者は複数の支援者を車上運動員として登録していたが、実際はウグイス嬢ではなく、通常の運動員として選挙を手伝っていた人もいたという。 県警は、公選法で報酬支払いが認められていない通常の運動員も、
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元衆議院議員の武藤貴也(むとう・たかや)容疑者(43)が東京・千代田区の路上で知人男性を車に押し込み監禁した現行犯で警視庁に逮捕されていたことがわかった。 【画像】2017年7月、知人との金銭トラブルをめぐる裁判が和解したことを報告する武藤貴也 元議員 被害者男性と金銭トラブルがあったものとみられる。 捜査関係者によると、元衆院議員の武藤貴也容疑者はおととい23日、千代田区の路上で、30代の知人男性を車に押し込み数百メートルほど走らせたとして監禁の現行犯で逮捕された。 また被害男性を待ち伏せし、車に連れ込んだウズベキスタン国籍の20代の男ら5人も逮捕されている。 犯行に使われたのはレンタカーで、武藤容疑者自身が運転していたものとみられています。 武藤容疑者は被害男性と金銭トラブルがあったとみられ調べに対し、「押し込んでもいないし、押し込めと指示もしていない」と容疑を否認している。
日本に留学している23歳の香港の女性が、先月、香港に一時戻った際に、国の分裂をあおったとして、香港国家安全維持法に違反した疑いで逮捕されました。女性は日本滞在中にインターネットに香港独立に関する投稿をしたということで、海外での行為も取り締まりの対象としているこの法律が日本での活動に適用されたのは初めてとみられます。 香港の警察は先月8日、23歳の女性がインターネットに香港の独立を扇動するメッセージを投稿し、国の分裂をあおったとして、香港国家安全維持法に違反した疑いで逮捕したと発表しました。 関係者によりますと、女性は日本の大学に留学中で、日本滞在中の2019年からおととしにかけて香港の独立に関するメッセージをSNSに投稿していたということです。 女性は先月、香港に一時戻った際に逮捕され、その後、保釈されましたが、パスポートの提出を求められ、日本に戻れなくなっています。 3年前に施行された香
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作家の島田雅彦作家で、法政大学国際文化学部教授の島田雅彦氏(62)の発言が大炎上している。14日に生配信した自身のインターネット番組「エアレボリューション」で、昨年7月の安倍晋三元首相暗殺事件を念頭に、「暗殺が成功して良かった」などと発言したのだ。テロや殺人を容認したと受け取れるうえ、新たなテロを誘発しかねないだけに、ネット上だけでなく言論界からも「とんでもない発言」「リベラリズムからもかけ離れている」などと激しい批判が相次いでいる。発言翌日には、岸田文雄首相の選挙応援演説会場に爆発物が投げ込まれる事件も発生した。夕刊フジの取材に対し、島田氏は「公的な発言として軽率であった」などと長文の回答を寄せた。 ◇ 大炎上している発言は、島田氏が、政治学者で京都精華大学准教授の白井聡氏とレギュラー出演するネット番組「エアレボリューション」で飛び出した。ゲストは、ジャーナリストの青木理氏だった。 統一
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