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医療と本に関するmythmのブックマーク (3)

  • 『生存する意識──植物状態の患者と対話する』 グレイ・ゾーンに閉じ込められた意識と、それを発見し、それと意思疎通する科学 - HONZ

    『生存する意識──植物状態の患者と対話する』 グレイ・ゾーンに閉じ込められた意識と、それを発見し、それと意思疎通する科学 植物状態と診断されながらも、じつは意識がある人たち。そうと示すことがまったくできなくても、たしかな認識能力を持ち、どうしようもない孤立感や痛みを感じている人たち。そうした人たちが置かれている状況を想像し、悪夢とも思えるその可能性に身震いしてしまった経験が、おそらくあなたにもあるのではないだろうか。だが現在の科学は、その可能性を前にしてただ震えているばかりではない。誰かが現にそうした状況にあるかどうかは、なんと科学的に検証できるようになりつつあるのだ。 書の著者エイドリアン・オーウェンは、その科学を「グレイ・ゾーンの科学」と呼ぶ。グレイ・ゾーンとは、おもに植物状態と診断されている患者の、「物事を満足に認識できないが、認識能力を完全には失っていない」状態である。そしてオー

    『生存する意識──植物状態の患者と対話する』 グレイ・ゾーンに閉じ込められた意識と、それを発見し、それと意思疎通する科学 - HONZ
    mythm
    mythm 2018/09/20
    すごく怖い。意識は明瞭なのに言葉も発せず指先1つ動かせない肉体の檻に拘束されたまま、ただ自分の命の尽きるのを待つ数年数十年を過ごしている人がいること、そうなるかも知れないこと。見聞きはできるのも、また
  • 精神を切る手術 - 岩波書店

    脳の中を切るロボトミーなどの精神外科は,非人道的な手術として,日では封印された.しかしそれは,「過去のあやまち」として片付けてよいものではなく,現代の脳科学の研究・臨床とさまざまな形で関わっているのではないか.「精神を切る手術」の歴史から考える,刺激的な脳科学論. ■著者からのメッセージ 精神医療の専門家ではない私が,脳を切って精神疾患を治そうとする試み=「精神外科」についてを書くことになったのは,脳科学の研究と応用がもたらす問題について考えたかったからです. 人の精神の活動がどのように実現するか知るために,脳に分け入ることはどこまで許されるでしょうか.この問題を考えるために私は,人間の脳に一番ひどいことをした例とされる精神外科について知ることから始めようと思い立ちました.何が許されないか,最も極端な例から学ぼうとしたのです. そこで精神外科の歴史を調べてみると,その時々の脳研究の進展

    精神を切る手術 - 岩波書店
    mythm
    mythm 2013/04/22
    橳って字初めて見た。
  • 呉・樫田著/金川訳『精神病者私宅監置の実況』:すごい。大正期のキチガイ座敷牢の実態調査を現代語で! - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    【現代語訳】呉秀三・樫田五郎 精神病者私宅監置の実況 作者: 金川英雄出版社/メーカー: 医学書院発売日: 2012/09/14メディア: 単行購入: 36人 クリック: 943回この商品を含むブログ (7件) を見る 90年前の大正時代にはすでに精神病者に対応するための法制度もある程度はあったし、精神病院なんてものもあったわけだが、むろんみんながそこに入れたわけではなく、相当部分の精神病者――ボケ老人もかなりいるが、25-40歳くらいが大半――は家族が座敷牢を作ってそこにぶちこむしかなかった。その実態を調査したもの。著者の呉秀三は東京帝国大学の医学部の先生。精神病で呉というと、どうしてもドグラマグラを連想してしまうんだけれど、そういう関係はどうもないみたい。 あちこち農村に分け入ってはその実態を淡々と書いており、その収容されている座敷牢の平面図、患者の状況その他がひたすら記録されている

    呉・樫田著/金川訳『精神病者私宅監置の実況』:すごい。大正期のキチガイ座敷牢の実態調査を現代語で! - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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