サポートが終了したWindows 2000の危険性が今後高まる恐れがあるとセキュリティ研究者が指摘した。早急な対応策がユーザーに求められている。 米Microsoftが7月にサポートを終了したWindows 2000の危険性が今後高まる恐れが明らかになった。セキュリティ企業のフォティーンフォティ技術研究所とサイバーディフェンス研究所がこれを指摘し、ユーザーに早急な対応が求められると警鐘を鳴らしている。 サポートの終了によって、Windows 2000では脆弱性が発見されても、脆弱性を修正するパッチが一切提供されない。フォティーンフォティ技術研究所の鵜飼裕司氏は、「Windows 2000の危険性はパッチがないことに加え、攻撃がさらに増える可能性がある」と話す。同社などが「パッチ差分解析」という作業をした結果、Windows 2000にはサポートが継続しているWindows XP SP3やW