【読売新聞】平群町の道の駅「大和路へぐり くまがしステーション」敷地内に、防災用の多目的広場(約300平方メートル)が整備された。 昨年度、約50万人が訪れた同道の駅は、町の指定避難所や国の防災拠点自動車駐車場になっており、地域にと
すべての県立高校のトイレを5年がかりで改修する「トイレピッカピカ計画」を進める山下真・奈良県知事が6日、県立奈良北高校(生徒数1055人、生駒市)を視察した。いまだ和式トイレが主体で、「おなかが痛くても我慢する」といった生徒の訴えに耳を傾けた。 知事は高校授業料の無償化に取り組む一方、私立に比べ設備面で見劣りのする県立高校への支援として、トイレの全面改修を打ち出している。 奈良北高校は、前身の北大和高校が開校した50年前の和式トイレが多く残る。知事は「いまどきこのタイプの便器があるのか」と驚きの声を上げながら校内を回った。河合知子校長は生徒たちは和式を使い慣れずストレスを感じていること、女性職員が40人に上るのに職員用トイレが1カ所しかない不便さを訴えた。 知事は生徒とも懇談。中野龍登さん(3年)が「おなかが痛くても我慢する子もいる。掃除を頑張ってどうにかなるレベルではない」と話すと、「ご
「家形埴輪総選挙」で暫定1位となった西都原古墳群「子持家」(レプリカ)=奈良県橿原市の県立橿原考古学研究所付属博物館で2024年6月6日午後2時11分、皆木成実撮影 奈良県立橿原考古学研究所付属博物館(橿原市畝傍町)で開かれている特別展「家形埴輪(はにわ)の世界」(6月16日まで)会場で人気投票「家形埴輪総選挙」が行われている。特別展終盤の6月5日現在の集計で、西都原(さいとばる)古墳群(宮崎県西都市)の「子持(こもち)家」が暫定1位となっている。 古墳時代の大王らの邸宅をモチーフに作られたとされる家形埴輪に焦点を当てた特別展。展示されている全国60棟分の家形埴輪のうち23棟分の写真を並べて「あなたの推(お)し家形埴輪は?」と書いたポスターを会場に設置。来場者にシールで投票してもらっている。最終結果は特別展閉幕後に同博物館ホームページで発表する。
全国に出張する奈良のアンテナストアを展開するプロジェクト「奈良のトビラ」の常設店「朱雀門店」が、奈良市の平城宮跡歴史公園・平城宮いざない館にオープンした。 奈良のトビラは、情報誌などを手がける編集者や観光事業者らによる取り組みで、アンテナストアを通じて奈良の商品や観光情報などを全国に伝え、ファンを増やすことが目的。昨年は大阪、今年は東京で既に開催し、今後は大津や仙台などで予定している。 奈良県内でも開いてほしいという声を受け、4月下旬に朱雀門店を開店した。県内の食品や雑貨など約200点を集めている。メンバーで編集者の生駒あさみさんは「観光客らに奈良のいいものを見ていただきたい」と話す。メンバーは、毎月平城宮跡でイベントも開く。 営業は同館が開館する午前9時~午後5時で、2、4、7、11月の第2月曜と年末年始は休み。
展覧会『寧樂書院創立150周年記念展示・「寧樂書院とその時代」』を開催します(6/4~6/7) 公開日 : 2024-05-20 14:00 はじめに 奈良教育大学の歴史は、1874年6月4日 興福寺東室に設置された寧楽書院から始まりました。 それから今日まで150年にわたり、教員養成機関として多くの教師を世に輩出しつつ、 一方で幾度かの名称・校地変遷の後に現在の高畑町に移り、奈良教育大学となりました。 今回の展示では学生有志が中心となって、当時の物品の収集や文献調査にあたり、 明治・大正期の学校・学生の様子の解明に努めました。 本展を通じ、奈良教育大学の歴史を再考すると共に150年前の若々しい時代に触れるきっかけとなれば幸いです。 開催日時 令和6年(2024年)6月4日(火)~7日(金) 12時20分~17時00分 開催場所 (1)奈良教育大学教育資料館(奈良教育大学構内:近鉄・J
毎年好評をいただいております「あじさい回廊」を今年も開催いたします。 長谷寺の嵐の坂は下廊(しものろう、第一登廊)の先から右に折れずにまっすぐ本堂まで続くの階段です。その階段の両脇には地植えの紫陽花があり、その紫陽花が咲く前に鉢植えの紫陽花を用意していつでも紫陽花が楽しめるようになっています。またその両脇の紫陽花の盛りの頃には鉢植えの紫陽花と相まって嵐の坂はえもいわれぬ美しさを見せてくれます。 また、岡寺と壷坂寺を併せた「大和三大観音 あぢさゐ回廊」では切絵御朱印を今年もご用意いたしましたので、うつくしく紫陽花に彩られた三つのお寺を回って御朱印を受けられるといいと思います。 ぜひ、平安時代から愛でられていた紫陽花を長谷寺でもお楽しみください、源氏物語の世界が皆様をお迎えいたします。 名 称 大和三大観音 あぢさゐ回廊 寺 院 壷坂寺 岡寺 長谷寺 期 間 令和6年5
榛原牛と大和丸なすのレトルトカレー商品化へ 大和の伝統野菜「大和丸なす」を生産、販売する「奈良県農業協同組合丸三出荷組合」の中西昭仁組合長らが5日、県庁を訪れ、山下真知事に大和丸なすの魅力をPRした。
長さ6メートル、わらで作った蛇 奈良県橿原市上品寺町で5日、町内の子どもたちがわらで作った蛇(じゃ)を担いで練り歩く「シャカシャカ祭り」が営まれた。 子どもの健やかな成長と豊作を願う伝統行事。村に住み着いた大蛇を酒で眠らせて退治し、その霊を供養したのが始まりとも伝わる。 法被姿の小学6年生までの男子15人が、長さ約6メートルの蛇を担いで出発。途中しゃくしを使って蛇に水を飲ませる所作をしながら町内を回った。最後に町の南側のエノキの木に蛇を巻き付け、ちまきを供えた。 市立耳成西小学校6年の斉部航基さん(12)と辰巳斗馬さん(11)は「コロナなどであまり参加できなかったが、小さな頃からよく知る行事。わらがチクチクして痛かったけど楽しめた」と話した。
「大和路の花の寺」として知られる奈良県桜井市初瀬の長谷寺で、境内の「嵐の坂」のアジサイが参拝者に人気を呼んでいる。 境内に植えられた3000株のアジサイに加え、登廊から続く「嵐の坂」に鉢植えのアジサイ500鉢を配置。今年から階段の欄干にも鉢が設置されより立体的に見える。色彩豊かな花を多くの人が写真に収めていた。自生のアジサイは徐々に咲き始め、今月中旬には見ごろを迎える。 同寺は壷阪寺、岡寺の3カ寺で「大和三大観音あぢさゐ回廊」を7月7日まで開催。また室生寺を含めた4カ寺で各スタンプを重ね押しすると、1枚の風景画が完成する「大和あじさい重ね色巡礼」も実施している。同寺は「色とりどりのアジサイをきっかけに観音様にお参りいただけたら」と話す。
奈良教育大学の源流となる教員育成校「寧楽(なら)書院」が1874(明治7)年に設置されて、今年で150年。奈良市高畑町の同大学教育資料館では、記念展示「寧楽書院とその時代」が開かれている。在学生が企画し、1年かけて準備してきた写真やパネルなどが並ぶ。 寧楽書院は1872年の学制発布を受け、小学校教師の育成学校として設置された。当初は現在の興福寺本坊がある場所に置かれたが、手狭なことから、同寺の食堂(じきどう)や細殿(ほそどの)を解体し、その場所に用材や礎石を転用して、ベランダや屋根上の「塔屋(とうや)」を設けた擬洋風の校舎が建てられた。 1877年完成のこの校舎は、奈良で最初の洋風建築となり、後に県庁の庁舎としても使われた。鎌倉時代の建物だった食堂などを解体して洋風に改築したことは波紋を呼び、それ以後も奈良では洋風建築が好まれない風潮が生まれたという。 展示ではこの校舎の写真や、軒丸瓦のレ
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