デザイナーはペルソナやユーザーニーズを満たすことに集中してしまいがちですが、デザインしているプロダクトのブランド全体について熟考することは多くありません。 体験デザインの過程では、ユーザーニーズに圧倒されてしまうことあるでしょう。その結果、「ユーザー」と「顧客」の違いを見失いがちになるのです。 だからこそ、CX(Customer Experience:顧客体験)についても理解を深め、より強力な「BX(Brand Experience:ブランド体験)」を創出する必要があります。UXとCXの違いは何で、BXとはどのような関わりがあるのでしょうか? UXとは、ユーザーを深く理解し、彼らのニーズや価値の見出しかた、能力と限界を理解するものです。UXは、デジタルインターフェースとユーザーのインタラクションの質を向上させることを目標とします。 一方でCXは、UXとUIを内包する、より幅広いチャネルを指