現在では強いイメージのあるプロ野球の北海道日本ハムファイターズだが、実は、2004年に北海道に移転する前は30年間で1度しかリーグ優勝していない(1981年)。その年は、大沢親分が監督で江夏豊投手を擁していた。大沢親分のメディアでのインパクトが強いので、日ハムは強かったかのような印象を受けるが、実はそうでもなかったわけだ。 それが、今年で北海道に移転して10年目の同球団は、なんとこの9年間に4度もリーグ優勝している(2006年、2007年、2009年、2012年)。しかも、北海道移転後は3人の監督(ヒルマン、梨田、栗山)全員が優勝を経験しており、監督に左右されない強さを誇っている。 なぜこのように球団は変身できたのかをビジネス的観点から見てみようということで、担当している番組、テレビ北海道「けいざいナビ北海道」で先日特集を組んだ。今回はその内容をご紹介する。 徹底した顧客サービスを貫く姿勢
米系投資ファンドのサーベラス・グループが西武ホールディングス(HD)に昨年、提案していた経営改善策の内容が分かった。 西武秩父線など5路線を「その他不要路線」と表現し、埼玉西武ライオンズについても「採算性をしっかりと精査し、売却の選択肢」があると明記している。 提案は、2012年10月12日付でサーベラスから西武HDに送付された。そこには、計47項目について経営の改善策が提案されている。「その他不要路線」として多摩川線、山口線、国分寺線と多摩湖線、西武秩父線が挙げられている。西武秩父線については「山間にあり、人口密度は低く、メンテナンス費用は高い」と指摘している。 また、埼玉西武ライオンズについては、「将来性、採算性並びに戦略的位置付けをしっかり精査。売却の選択肢(がある)。プリンスホテル、西武鉄道、不動産(事業)へのブランド価値向上は不明」と指摘している。
巨人清武英利球団代表の声明発表後の一問一答は以下の通り。東京・霞が関の文部科学省12階にある記者会見場には20台近いテレビカメラ、100人を超す報道陣が集まった。 -今回の記者会見について桃井オーナーには相談したのか 清武代表 ありません。これは私の決断ですから。(渡辺会長のことは)何度も何度も桃井オーナーには話をした。悩みは話した。 -渡辺会長を説得できなかったのか 清武代表 (説得)できないから私がここにいる。私や桃井(オーナー)が動かせないものは動かせない。(渡辺会長は)大きな力ですから。こうして(会見を開き)覚悟を持って話していかないと動かないと思った。 -渡辺会長はなぜ江川氏をコーチにしようと思ったのか 江川さんにも途中の話かもしれないし、ご本人は知らないことなのかもしれないので、控えさせてください。 -桃井オーナーや監督、コーチには説明するのか 清武代表 これから会社に胸を張っ
巨人の清武英利球団代表が11日、文部科学省で記者会見した。読み上げた声明文は以下の通り。 私は一昨日、11月9日、読売新聞社の主筆であり、読売巨人軍の取締役会長である渡辺恒雄氏から、「巨人軍の1軍ヘッドコーチは江川卓氏とし、岡崎郁ヘッドコーチは降格させる。江川氏との交渉も始めている」と言われました。 すでに、桃井恒和オーナー兼代表取締役社長や原監督と協議して、ヘッドコーチは岡崎氏と内定しており、その旨を岡崎氏や監督に伝え、オーナーが決定した年俸で今日11日に契約書を取り交わすことになっていました。ご本人やチーム首脳もそのつもりで、宮崎で秋季キャンプに入っていたにも関わらず、渡辺氏はそれを覆し、江川氏をヘッドコーチにするというのです。 江川氏は私も尊敬する優れた野球人です。しかし、私と桃井オーナーは10月20日に読売新聞本社の渡辺会長を訪れ、岡崎氏がヘッドコーチに留任することを含む、コーチ人
株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:守安功、以下DeNA)は、本日開催の取締役会において、株式会社東京放送ホールディングス(以下TBS HD)及び株式会社BS-TBS(以下BS-TBS)より株式会社横浜ベイスターズの発行済株式の66.92%を取得することを決議し、TBS HD及びBS-TBSと株式譲渡契約を締結しました。 また、本日、日本プロフェッショナル野球組織(以下NPB)への加盟申請をおこないましたので、お知らせします。なお、球団名は、「横浜DeNAベイスターズ」を予定しています。 1.プロ野球参入の目的 ①日本プロ野球界発展への寄与 野球は、日本の国民的スポーツであり、国民にとって最も愛着のあるスポーツです。これからの日本プロ野球の発展に寄与するためにも、球団経営に新しい風を吹かせたいと考えています。DeNAが提供するサービスを通じて、若い世代から新
身売り先最有力候補に「モバゲー」…横浜 試合前、空席の目立つスタンドの下、メンバー交換する原監督(左)と尾花監督 プロ野球・横浜の身売り先として、携帯ゲームの「Mobage(モバゲー)」で知られるDeNA(ディー・エヌ・エー、本社・東京都渋谷区)が急浮上していることが29日、明らかになった。横浜の親会社であるTBSホールディングスは経営を圧迫する球団の売却を昨年から模索。複数の候補の中から水面下で絞り込みを行い、同社を最有力候補として交渉を進めているもようだ。野球協約ではオーナー企業の変更承認は11月30日までと定められている。 横浜の身売り問題に着地点が見えてきたようだ。球団の売却先にはいくつかの企業が候補に挙がっているが、球界関係者の話を総合すると、現時点ではDeNA(以下D社)が最有力候補と目される。 D社は99年に設立。携帯電話用ウェブサイトの企画・運営を手がけ、携帯電話の爆発的普
横浜ベイスターズを保有するTBSホールディングスが昨年に引き続き球団の売却を検討し、複数企業から買収の申し入れを受けていることが31日、分かった。売却先の候補は旅行代理店大手のエイチ・アイ・エス(HIS)、携帯ゲームのモバゲーで知られるディー・エヌ・エー(DeNA)などで、すでに水面下で接触している。 TBSは広告収入の落ち込みから2010年3月期連結決算が23億円の純損失に陥り、球団の売却を検討。昨秋、住宅設備大手の住生活グループ(現LIXIL)と交渉を進めたが、本拠地を横浜以外の都市に移転させたいとする住生活側との諸条件が折り合わず、合意間近で決裂した。 2011年3月期連結決算は24億円の純利益をあげたが、チームは昨年まで3年連続で最下位。今季も31日時点で5位に15ゲームをつけられた最下位に沈み、広告宣伝費として毎年20数億円を補填(ほてん)する球団経営が本体を圧迫している現状に変
年俸調停委員会のヒアリングに臨む西武の涌井秀章投手。ダルビッシュとの比較で報じられることが多いのも問題を複雑にしているとされるが…… 西武のエース涌井秀章の契約交渉が三度やってもまとまらなかった理由も、この話を参考にすれば、おおよそ想像はつく。 あるベテラン選手が、契約更改の席の様子をこんな風に話していたことがある。 「必ずマイナスから言うんですよ。活躍した年でも『夏場があかんかったな』とか『春先はどうしたんや』とか。球団は給料を上げたくないですからね。 でも、まずはねぎらって欲しいわけですよ、こっちも。言い方でぜんぜん変わると思うんですけどね。それなりに上の人がちゃんと出てきて、『今年もおつかれさん。がんばってもらって悪いんやけど……』とか。そうでなくても金額みた瞬間、自分の希望額と開きがあったら、何を言われても『なんやねん』ってなるのに、傷口に塩を塗り込むように『活躍せんかったからや』
週末の午前中、外出しないときはたいがいNHKの大リーグ放送をつけっぱなしにしている。今日はヤンキース対アスレチックスのゲームで、井川がマイナーから上がってきて初めての先発だった。3回ツーアウトまではランナーを一人も出さないピッチングだったのが、9番のケンドールにツーアウトを取った後に高めに浮いた球をレフト線ぎりぎりにホームランを打たれ、次のスチュアートにはセンターに連続ホームラン。動揺はあからさまでその次のバッター二人をフォアボールで出すなど急にぎくしゃくとし始めた。6回にはジョンソンにヤンキースタジアム右翼の上段席まで飛ぶツーランホームランを打たれ、4失点で降板。周囲が再スタートのマウンドを注視する中、なかなか厳しい結果となった。 井川については、ヤンキースへの入団が決まった直後にテレビでインタビューされているのを見たときにちょっと心配になった。というのは、彼が「ヤンキースもタイガースと
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く