名護市長選の陰の勝者は、安倍政権だった。そして陰の敗者は、この国の民主主義だった。 直前の世論調査でも、市民の3分の2が辺野古新基地建設に反対している。それでも稲嶺進氏が落選したのは、工事がじりじりと進んだことが大きい。市民は実際に止められるという希望が持てなかった。
拝啓 沖縄のみなさまへ。東京は弥生に入っても雪が降りましたが、やんばるのつつじは、もう見ごろでしょうねえ。寒がりの抄子にとってうらやましい限りです。 ▼さて、メアという米国務省の偉い人がひどいことを言ったようですね。「沖縄の人々は怠惰でゴーヤーも育てられない」と間違った情報を学生に教え、「沖縄の人々は日本政府に対するごまかし、ゆすりの名人だ」と罵(ののし)ったとか。 ▼「ウチナー時間」といわれるほど時間に大らかでも、離婚率が日本一でも怠惰といわれる筋合いはありません。第一、和名でツルレイシというゴーヤーは、宮崎などでも盛んに栽培されていますが、沖縄が出荷量日本一なのは変わりません。 ▼「ごまかし、ゆすりの名人」に至っては、何を指しているのかわかりません。まさか、政府が北部振興策や基地対策と称し、湯水のごとく札束をばらまいていることではないはずです。メアという人は何にも知らない素人ですね。
[尖閣ビデオ流出]一体どうなってるんだ 2010年11月6日 09時21分(32分前に更新) 尖閣諸島沖の漁船衝突事件の現場映像が、インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」に流出した。政府は映像の真偽確認と原因究明に着手したが、本物の可能性が強い。 政府はこれまで外交への影響に配慮して事件のビデオ映像を一部の国会議員に限定的にしか公開していない。流出したビデオは当局しか持ち得ない証拠品だ。それが不用意にネット流出する事態は由々しい問題で、危機管理のずさんさがあらわになった。 当局者が確信犯的にビデオを公開したとすれば、守秘義務違反で刑事訴追されることも覚悟の上だったことになる。真相を明かす「内部告発」なのかどうかを含め原因究明を見守りたい。 つい先日も国際テロの捜査情報がネット上に流出した。警視庁公安部のテロ対策専門部署が策定した内部資料で、2008年の北海道洞爺湖サミット(主要国首
社説 衝突映像流出 なぜ公開できないのか2010年11月6日 Tweet 尖閣諸島周辺で起きた中国漁船衝突事件の状況を撮影したとみられる映像がインターネット上で公開された。事件を撮影したビデオは那覇地検や石垣海上保安部などに保管されている。前原誠司外相は「海上保安庁が撮ったものと思う」と明言しており、何らかの原因で流出した可能性が大きい。 ビデオが外部に流れたこと以上に衝撃的なのは映像の中身だ。中国漁船が意図的に巡視船にぶつかってきた様子が分かる。「論より証拠」だ。 これほどあからさまな違法行為を現認しながら船長を処分保留で釈放したのは、法治国家としてあるまじき対応だ。ぶつけてきたのが日本人であれば、捜査途中で釈放するなど、まずあり得ない。 中国の手前勝手な要求に逆らえず、政治的な配慮から法秩序をねじ曲げた日本政府の卑屈な姿勢が鮮明になってきた。 不可解なのは事ここに至るまで、衝
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