三井物産とスカパーJSATは超小型衛星開発の東大発ベンチャー、アクセルスペース(東京・千代田)に出資し、50センチメートル四方の超小型衛星を活用した地球観測網の構築に参画する。まず2017年に3基打ち上げ、農業やエネルギー、物流の分野で衛星の画像データを活用する。同社の衛星は従来の10分の1以下の低コストが強み。米国で超小型衛星への投資が相次ぐなか、日本発の観測網を早期に立ち上げる。アクセルス
気象庁のスーパーコンピューター(スパコン)に5日午前9時ごろまで約12時間にわたりシステム障害が発生した。気象事業者などに気象予報データを配信するサービスが停止した。気象庁はスパコンを冷やす冷却装置に不具合があったとみて詳しい原因を調べている。4日午後8時48分ごろ、スパコンが内部の異常高温を検知して自動停止した。原因を調べたところ、スパコン本体や室内を冷やすための冷却装置が止まっていたことが
男子ゴルフの20日付世界ランキングが発表され、藤田寛之は前回から一つ下げて44位となった。石川遼は五つ落として83位、谷口徹は二つ下がって
エービーシー・マートは9日、2013年2月期の年間配当を前期比8円増やし、50円にすると発表した。従来予想は48円だった。株式分割を考慮すると、過去最高になる。期初予想の45円から昨年10月に3円上乗せしており、2回目の上方修正となる。 収益が堅調で、「今後の事業展開にかかる資金などを勘案して増配を決めた」(小島穣取締役)という。 同日発表した12年3~11月期決算は、連結純利益が前年同期比31%増の137億円と、3~11月期では過去最高となった。好採算のプライベートブランド(PB=自主企画)商品比率が1ポイント上昇し、全体の利益を押し上げた。特に女性向け商品が好調。春から夏にかけてはレインブーツやパンプス、秋にはムートンブーツなどが売れた。 売上高は14%増の1161億円、経常利益は25%増の242億円だった。テレビコマーシャルなどを積極的に利用し、季節ごとに異なる商品を打ち出した。女性
岐阜県警は3日、高山市の北アルプス・西穂高岳(2909メートル)で遭難した神奈川県藤沢市の男女3人のうち、凍傷だった中西裕さん(50)が心肺停止状態になっているのを現場で確認した。他の2人は意識があり、3日午後、岐阜県警山岳警備隊と一緒に現場から3キロほど手前にある山荘に到着した。2人は同日中に下山する予定。 高山署によると、山岳警備隊は3日午前11時5分ごろ、山頂から約100メートル南の標高2800メートル付近で3人を発見。三橋鈴子さん(60)は両手に凍傷を負っているが、意識ははっきりしており、中村文建さん(44)とともに隊員のサポートを受けて歩ける状態という。 現場は3日も風速約15メートルの強風が吹き、雪で視界が50~100メートルほどしかないためヘリコプターは飛ばせなかった。 3人は会社員で、同じ山岳会のメンバー。昨年12月29日に岐阜県の新穂高から西穂高岳を目指して入山し、1日午
ブラジル産の飼料用トウモロコシが北海道や北東北の主要港に相次ぎ輸入され始めた。これまでほぼ全量が米国産だったが、干ばつに伴う高騰や在庫不足に直面し、緊急回避策としてブラジル産へシフトした。世界最大の供給国である米国の不作の影響が今後一段と広がれば飼料の値上がりにつながる恐れがあり、道内畜産・酪農業への影響も懸念される。函館税関管内では9月から八戸港(青森県八戸市)にブラジル産トウモロコシが入荷
J1第31節(7日・ユアテックスタジアム仙台ほか=9試合)広島は佐藤のゴールなどで、J2降格が決まっている札幌に3-0と快勝、勝ち点を58に伸ばし首位を守った。佐藤は今季21得点目。2位の仙台はC大阪と1-1で引き分けて同5
ソニーとオリンパスは28日、資本業務提携すると発表した。ソニーがオリンパスに500億円を出資し、11.46%を持つ筆頭株主になる。外科手術に使う新型内視鏡などを開発する共同出資会社を年内に設立する。過去の損失隠しの訂正で悪化した財務を回復するため、オリンパスが複数の企業と交渉を始めて約10カ月。ロングラン交渉の背景には微妙な駆け引きがあった。オリンパスは昨年11月、粉飾決算があったことを公表し
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