注意:筆者を可憐なる乙女と想定してお読み下さい お尻に違和感を感じたのは、そう2週間ほど前。仕事……もといテスト勉強が急がしてく放置しておいたら、水や栄養、愛情もかけていないのに、スクスクと成長。サボテンも枯らす女だったのに、コイツは順調に大きくなり、気がつけば私の尻で掌ほどの面積になっていた「おでき」。おできという言葉の響きは、なんとなくユーモラスな雰囲気があるが、私のおできちゃんはラテン女もビックリするほどの激情型。歩くと服とすれて激痛が走り、椅子に座ると常に画鋲が刺さったような痛みとなり、誕生してからわずか2週間で積み木崩しどころか、積み木粉砕ほどにグレはじめたおできちゃん。 痛みに耐えられなくなり、職場……いや通学している女子高校周辺で皮膚科を探すも、なぜか「美容皮膚科」だらけ。 「せんせい、私の尻がエマージェンシーなんですよ!」 「分かりました、任せて下さい」 と言われて、尻にヒ