誰も助けないなら自分が――。男性は仕事帰りの電車内で目にした泥酔客の所業を見過ごせなかった。口頭で注意したところ足を蹴られて骨折。仕事を3カ月ほど休まざるをえず、申請した「通勤災害」も認められなかった。善意が招いた「名誉の負傷」に補償がないのは正当か。国を相手取って起こした訴訟は「我関せず」が横行する現代の不条理も映し出している。「何してるんですか」2019年12月、日曜日の未明。山手線の車
東京都が募集している築地市場跡地(東京・中央)の再開発事業者に三井不動産を中心とした企業連合が応募することが29日、わかった。宿泊やレジャー、商業機能を備えた複合施設を計画する。再開発への参加意思が判明したのは三井不連合が初めてとなる。築地再開発にかかわる複数の関係者が明らかにした。都が保有する跡地はおよそ20ヘクタールで、2018年10月に市場機能が豊洲に移転した後、現在は更地になっている。
給料を元手にお金を増やすのが簡単だったのは高度成長期だった約30年前までの話。でも、今の時代においても個人資産を増やす秘密兵器が…?
今夏に迫った東京五輪・パラリンピック。その組織委員会の会長辞任劇は国内だけでなく世界からも注目されました。低迷する開催機運のさらなる逆風にもなっています。この騒動にスポーツアパレルを扱うドームで社長を務める安田秀一氏は大会組織委の問題から、日本社会に残る無意味な風習にまで考察を広げています。◇ ◇ ◇東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任しました。森氏の女性蔑視発言につ
プレゼンテーションは現代のビジネスの世界において最も必要なスキルの一つだと思います。大勢の人々を前にしたプレゼンだけでなく、取引先との商談や企画会議、上司との面談などあらゆる場面でプレゼン力が求められています。でも、苦手な人が多いのではないでしょうか。マイクロソフトの在籍時に10年以上にわたりトップのプレゼンターとして表彰された僕も、最初から能力にたけていたわけではありません。自分の意図や考え
子宮頸(けい)がんを予防するヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの積極的な接種勧奨を厚生労働省が中止し接種率が激減したことで、無料で受けられる定期接種の対象を過ぎた2000~03年度生まれの女性では、避けられたはずの患者が計1万7千人、死者が計4千人発生するとの予測を、大阪大チームが22日までにまとめた。成果は英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。接種率が0%近い現状のままで
新型コロナウイルスの感染が拡大した2月中旬から3月までに肺炎などの死亡者が東京23区内で200人以上増えた可能性がある。同じ期間に感染確認された死亡数は都全体で計16人。PCR検査で感染を確認されていないケースが潜み、把握漏れの恐れがある。こうした「超過死亡」の分析に必要な政府月報の公表は2カ月遅れで、欧米の対応と差が出ている。肺炎などの死亡数は、国立感染症研究所が「インフルエンザ関連死亡迅速
業界3位の清水建設が緊急事態宣言下の7都府県で建設工事を原則すべて止めると表明した。準大手の西松建設と東急建設も「中断」を発表したが、大手他社は結論を決めかねている。補償や追加費用など中断に伴うコストを、発注者などとどう分担するかといった問題が手つかずのままだからだ。一方、工事続行に対する世間の見方は厳しく、コロナショックの思わぬ余波に建設業界が揺れている。【関連記事】新型コロナで工事一時中断の動き 清水建設やJR東海西松建設「工事中止」宣言 横並び建設業界に波紋都内の工事現場で清水建設の社員3人が新型コロナウイルスに感染し、うち1人が死亡したことが判明。清水建設は13日、感染拡大を防ぐため7都府県の500弱ある建設工事すべての原則中断を発表した。問題となっているのが
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、安倍晋三首相が7日に発令した緊急事態宣言を受け、西松建設が打ち出した「工事中止」の方針が建設業界に波紋を呼んでいる。ある建設会社の幹部は「朝、西松さんのウェブサイトを見てびっくりした」と打ち明ける。別の建設会社でも「あそこまで、よく踏み込んだな」と驚きの声が上がっている。異例の決断に至った背景を解説する。【関連記事】新型コロナで工事一時中断の動き 清水建設やJR東海大林組、戸田建設も工事中断 新型コロナ感染防止へ工事中断か続行か 揺れる建設業界、費用負担を懸念全ての発注者に中断申し出国土交通省は緊急事態宣言発令の直後、宣言対象域内で既に契約を結んでいる直轄工事について対応策を発表。受発注者による協議を開き、受注者から一時中止や工期延長の希望がある場合には中止措置などを取るとした方針を地方整備局や北海道開発局などに通知した。この対応策を受けて受注者であ
「文献を見ると」「研究の結果によると」……。ロッテ・吉井理人投手コーチの話を聞いていると、野球の取材というより大学の講義を聴いている、と錯覚する瞬間がある。ゴールデンルーキー、佐々木朗希(岩手・大船渡高)はプロ人生の第一歩を、この投球学の"研究者"とともに踏み出した。投げないながらに、欲求不満にならず、いかに練習の充足感を得てもらうか。吉井コーチが、佐々木朗ら、新人のために組んだ初めてのキャン
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