ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (17)

  • 作家・伊集院静さんのこと - いつか電池がきれるまで

    www.daily.co.jp 伊集院静さん逝去。 胆管がんでの休養を発表されたのは2023年10月の終わりだったことを思うと、あまりに早い訃報に戸惑っています。 それと同時に、他者に極力負担をかけず、最期は夫人と一緒の時間を過ごして亡くなられたというのは、伊集院さんらしいな、とも思うのです。 73歳というのは、まだまだ活躍できる年齢ではありますし、2020年にはくも膜下出血から奇跡的な回復をみせて、健筆をふるっていらっしゃったのに。 伊集院静さんが書いたものを読むと、僕はいつも亡くなった自分の父親のことを思い出していました。 もう四半世紀前に亡くなった父は、生きていればもう80を過ぎている年齢で、伊集院さんより年上ではありますが、ギャンブル好き、酒好きで、男は仕事をして稼いできて、女は家を守る、という「昭和の男尊女卑価値観」を持ち続けていた人でした。 伊集院さんは、他人にも自分にも厳しい

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    nozno 2023/11/25
  • 『ゲームセンターCX 有野の挑戦 in さいたまスーパーアリーナ 20周年大感謝祭』に参加して、生き返った気がする。 - いつか電池がきれるまで

    yoikoarinoshinya.hateblo.jp 眠れなかった夜に、地上波で深夜に放送されていた『プリンス・オブ・ペルシャ』の回を観て以来、僕はこの番組と有野課長の大ファンなのです。 「有野課長」こと、よゐこの有野晋哉さんが、レトロゲームのエンディング画面に到達することを目指して、何時間、ときには何十時間もプレイし続けるこの番組、いまやYouTubeでは定番となっている「ゲーム実況」の祖とも言われています。20年前と言っても、最初は有名ゲームクリエイターへのインタビューがメインの番組で、番組内の1コーナーだった「有野の挑戦」が主役になるのは、番組がはじまってしばらく経ってからのことでした。 それにしても、20年か……僕と有野課長は、ほぼ同級生であり、課長やスタッフ、ADさんたちが自分と一緒に歳を重ねていく姿には感慨深いものがあるのです。番組の3代目AD、浦川さんに有野さんが「がんばれ

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    nozno 2023/11/03
  • 「フリーレンさまにとっては、短い時間かもしれませんが」 - いつか電池がきれるまで

    frieren-anime.jp 葬送のフリーレン(1) (少年サンデーコミックス) 作者:山田鐘人,アベツカサ小学館Amazon アニメ『葬送のフリーレン』を毎週楽しみにしている。 マンガが面白くて、正直、アニメ化に不安も抱いていたのだけれど、当に丁寧に作られていて毎回観終えて嬉しくなる。監督は『ぼっち・ざ・ろっく!』の斎藤圭一郎さんなのか、天才かよ。 個人的には、こんなド直球ファンタジー世界+アニメの初回が『金曜ロードショー枠』の2時間でスタートしたことに、けっこう感動していた。 いつの間にか、エルフとかドワーフとかが、ゴールデンタイムに説明なしで登場することが当たり前の世の中になったのだ。 僕がエルフという存在を初めて意識したのは1986年に連載が始まった『ロードス島戦記』のディードリッドだった。 当時の『コンプティーク』でJ・R・R・トールキンの「指輪物語』を知り、『ドラゴンクエ

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    nozno 2023/10/21
  • 老害ゲーマー、『ファイナルファンタジー16』を語る(全面ネタバレ感想) - いつか電池がきれるまで

    FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16) - PS5 スクウェア・エニックスAmazon ※あまりちゃんとした「レビュー」ではなく、ゲームの内容やエンディングに遠慮なく触れていますので、未プレイの方は、『ファイナルファンタジー16』に触れてみてから読んでいただけると嬉しいです。いや、プレイしてくだされば、こんな文章のことは忘れていただいても構いませんので。備忘録みたいなものだし。 「売れていない」「一道で面白くない」などの評価を(とくにスクウェア・エニックスの株価を語る掲示板などで)よく見かける『FF16』なのですが、僕はすごく楽しめました。 たしかに自由度は低い。決められたルートをなぞっていくだけのゲームではありますし、難易度も「ストーリー重視モード」でやれば、アクションゲームはファミコンの『スーパーマリオ』をクリアして以降は、エンディングをほとんど見た記憶がな

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    nozno 2023/09/09
  • 広島カープの落日と『堕落論』 - いつか電池がきれるまで

    昨夜のカープも残念だった。岡田は年に何度かこういう四球連発でゲームを壊す投球をすることがあるのだが、この数試合でこちらも気が立っているだけに、見てはいられず早々にチャンネルを替えてしまった。岡田、良いときは日本代表クラスのピッチングをするんだけれどなあ。松山もまたエラーして、レフトの西川と守備を入れ替えられていたし。ただ、ファースト西川というのも、これはこれで心配だ。 コンバートというのはそんなに簡単なものじゃないのも事実で、どこのポジションでもそつなくこなす人もいるにはいるけれど、大概、それなりに守れるようになるには時間がかかるものだ。松山のファーストも、去年の後半は、だいぶマシにはなってきた、という評価だったんだよなあ。西川のバッティングは、長打力に欠けることもあり、外野やファーストとしては物足りない。ただ、脚もあるし器用そうではあるので、慣れれば外野手として開花する可能性は十分ありそ

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    nozno 2019/04/14
  • 2019年の「第16回本屋大賞」は、瀬尾まいこさん『そして、バトンは渡された』 - いつか電池がきれるまで

    www.asahi.com 下馬評通り、という結果でしたね。 ちなみにノミネート10作の順位はこちら。 www.hontai.or.jp 2位が『ひと』、3位が『ベルリンは晴れているか』、4位『熱帯』、5位『ある男』と続くのですが、点数をみてみると、『そして、バトンは渡された』が圧倒的に強くて、あとはそんなに変わらない点数だったようです。 最下位は『フーガはユーガ』だったのですが、正直、この作品でいまさら伊坂さんをノミネートしてしまったことが残念、っていう気もします。 あと、森見登美彦さんは書店員さんに根強い人気がありますね。 『熱帯』は意欲作・実験作であるのと同時に、僕は失敗作だと思うのですが、森見さんの挑戦と帰還に、これだけの人がエールを贈ったことに、なんだか感動もしています。 fujipon.hatenablog.com 恒例のノミネート10作すべての感想および個人ランキングと順位予

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    nozno 2019/04/10
  • 「言ってくれなきゃ分からない人」として生きるということ - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp こういうのって、しんどいよね当に。 しんどい、とネットに書き込んでみると、いろんなリアクションがあって、自分だけじゃないんだな、と安心できることもあれば、そこまで言われなくても……と落ち込むこともある。 b.hatena.ne.jp 他人の当のところなんてよくわからないはずなのに、なんでこんなに相手に対して「別れたほうがいい」とか踏み込んだ言及ができるのだろうか、とも思うのだ。インターネットには「音」とか「正論」が書かれやすいとは言うけれど、僕はさまざまな意見のなかの「極論」だけが切り取られやすい、という印象を持っている。 いま溺れてもがいている人に「なんでお前は泳ぐ練習をしてなかったんだよ、バーカ」というような「アドバイス」が目立ちやすい世界なのだ。 #MeToo運動でも、「自分もセクハラやパワハラをやっていたにもかかわらず、他者のそのような行為

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    nozno 2018/04/23
  • 「人を殺してはいけない理由」について考えるための8冊の本 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp b.hatena.ne.jp ああ、こういうのって、何年かに一度、ホットエントリに入ってくるんだよなあ、こういう「ネットの日暮巡査」みたいな話って、いくつかありますよね。日暮巡査は、2020年にまた現れるのだろうか? この件に関しては、以前、こんなエントリを書いたことがあります。 fujipon.hatenablog.com ここで紹介している、内田樹先生やさいとう・たかを先生の話には考えさせられます。 結局のところ「人を殺してはいけない、という万人が納得する理由」なんて、無いのかもしれません。そこにはただ、「人を殺した人間は、その責任をとらなければならない」という原則があるだけで。 とりあえず、僕が思いついた「人が人を殺すことについて書かれた」をいくつか挙げてみます。 これらのを読んでみると、よほどの極限状態や精神的に何かが壊れている状態でないと、

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    nozno 2018/03/28
    ついじっくり読んでしまいました。ネットでは初期の頃から良く見掛ける議論でいつもなんだかすっきりしないで終わるのでいつもモヤモヤしています。
  • 「書」に全く興味がなかったのに、九州国立博物館の特別展『王羲之と日本の書』を観てきた話。 - いつか電池がきれるまで

    www.kyuhaku.jp 先週、九州国立博物館で、特別展『王羲之と日の書』を観てきました。 僕はこれまで「書」というものにはこれまで全く興味がないというか、「何が面白いのか、よくわからない」というのが率直な印象なんですよ。 アートに関しては、もともと「下手の横好き」という感じなのですが、書と陶芸に関しては、「良さの基準」というものが僕の中には存在していないのです。 ああ、有名な人が書いた(つくった)から、良いものなんだな、とか、美術展でいちおう一目だけ眺めて立ち去ろうとし、作者名をみてあわてて、じっくり観賞しているフリをすることばかりです。 でも、よくわからない。 書とか、読みにくく書いたほうが「偉い」んだよね、とか思っていました。 しかしながら、先日、伊集院静さんの書に関する『文字に美はありや。』を読んでから、少し書にも興味が出てきたのです。 そのの話はこちら。 fujipon

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    nozno 2018/03/26
  • 朝日新聞デジタルが、「粗悪なネットウォッチャー」と化した日 - いつか電池がきれるまで

    www.asahi.com b.hatena.ne.jp 僕はそれなりにネット歴が長いので、ネットバトル的なものも経験してきています。 『はてな』の世界では、「お前、俺を批判する記事をブックマークしただろ!」と怒鳴り込んでくる人もいたし、ブックマークコメントにデマを撒き散らす人もいたし、Aさんを批判するBさんのコメントに「はてなスター」をつけましたよね、と言う人もいました。 あれは『はてな』の濃密な人間関係というか、相互監視文化みたいなものだよなあ。 そこまで追跡されているのか……という怖さとともに、そういうめんどくさい事態を引き起こすような脇の甘い行動には注意しなければ、と今は思っているのです。 僕への罵詈雑言コメントにスターをつけた人とか、やっぱり気にならないといえば噓になるのですが、確認しても憂になるばかりなので、頑張ってスルーしています。自分のエントリに対するブックマークコメント

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    nozno 2018/03/15
    昭恵氏はきっと深い意味は無くいいねしたんでしょうね。だからそこだけ切り取って批判するのはどうかという異議には同意します。が、今野党が追及していることはバカげたことではないと思う。
  • クイーンズリングにすべてを奪われた男の人生について - いつか電池がきれるまで

    「2着は3番、クイーンズリングです!」 その声に、崩れ落ちる男がひとり。 キタサンブラックの引退レース、僕はとりあえず、馬券を当てたかった。 そうしないと、キタサンブラックがどんなに素晴らしいラストランをみせても、感動できないと思っていたからだ。 単勝が1.9倍もつくのか……引退レースの応援馬券もあるだろうし、1.5倍くらいになると予想していたのに、2倍近くなんて、案外つくものだな。 それなら、全部単勝にぶち込むというのが、それなりにこの馬の世話になってきた、競馬者の流儀ではないのか。 オルフェーヴルのときは、それで成功したのだし。 だが、思ったよりも配当がつく、ということは、賭博者を不安にさせる。 宝塚記念、これはもうメンバー的にも確勝だから、と単勝一点勝負したときの絶望感がよみがえってきた。 キタサンブラックは、ほとんど真面目に走ってくれる馬だが、最後「何か」にやられてしまうことも多か

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    nozno 2017/12/30
  • 「年末ジャンボ宝くじ」発売最終日の行列に並ぶ人生 - いつか電池がきれるまで

    12月22日の夕方、急いで仕事場を離れて、僕は行列に並んでいました。 『年末ジャンボ宝くじ』の発売最終日。 案の定、売り場には、30人くらいが並んでいたのです。 僕が並んだ後ろにも、次から次に人が続いてきます。 行列に並びながら、考えていたんですよ。 ああ、僕は当に、自分のことがわかっていない人間だなあ、って。 今週のはじめ、僕はこのショッピングモールの歯医者に来ていて、そのときに宝くじ売り場の前には、誰も並んでいませんでした。 ああ、そういえばもう年末だし、年末ジャンボって、いつまで売っているんだっけ? ネットで検索すると、12月22日まで。 今週いっぱいか……でも、宝くじって、どうせ当たらないんだよねえ。これまで当たったこともないし、下手すると、当選番号と照合することすら忘れてしまっている。 今年はやめておこうかな……それよりゲームでも買うか…… ところが、発売最終日が近づくにつ

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    nozno 2017/12/24
    宝くじって当たる可能性低いのに買ってしまう。わかっちゃいるけど止められないことの一つですね。
  • 「〇〇は嫌いだけど……」と言う側の葛藤と、言われる側の消耗 - いつか電池がきれるまで

    yoppymodel.hatenablog.com これを読んで、以前書いたエントリとそれに対する反応を思い出しました。 fujipon.hatenadiary.com このエントリに対して、わざわざ「辻元さんのことは嫌いだけど」と言う必要があるのか?という意見がけっこうあったんですよ。 そのときの僕は、「たしかにそうだよなあ」と感じました。 なぜ、わざわざ「嫌いだけど」って書いたのか考えてみると、実際に嫌いだったという他に、そう言っておかないと「お前はもともと辻元の仲間だから支持しているんだろう!」という人が出てくるのではないか、辻元さんに何か問題があったときに、一緒に責められるのではないか、と懸念していたから、でもあったんですよね。 まわりくどい言い方をしましたが、要するに、「この件で支持したからといって、同類として燃やされては困る」という、日和見主義的な処世術だったわけです。あらため

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    nozno 2017/12/20
    まあ仲間向けの言い訳でしょうね。そんなエクスキューズが必要無くなったときこそが、本当に自由な議論の場と言えるんでしょうね。一々言い訳してから発言しなきゃならないのって無駄でしょ。
  • 「自分が死ねば世界は終わりだ」ということに気づいてしまった人たち - いつか電池がきれるまで

    saavedra.hatenablog.com この『おんな城主 直虎』の感想と「高天神崩れ」の話が面白かったのです。 saavedra.hatenablog.com これを読んで、「それでは、武田勝頼は高天神城を救援に向かうべきだったのか?」とあらためて考えていました。 当時の情勢や織田・徳川連合軍との戦力差からすると、救援に向かってもうまくいかない可能性が高く、戦争続きで厳しかった財政をさらに悪化させるだけなので、「見捨てるのは合理的な判断」なんですよね。 でも、人の心というのは「合理的だから納得できる」というものではない。 降伏を受け入れずに城兵を殲滅した織田・徳川方のほうが、「ひどいことをしている」わけですが、だからといって、「武田は味方を助けてくれない」というイメージの浸透のほうが、結果的には歴史に大きな影響を与えたことになります。 まあ、もっと長い目でみれば、そういう「勝つため

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    nozno 2017/11/24
  • Amazonの最大の強みは「すでにワンクリックで買える状態になっている」ことだと思う。 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 僕は基的に通販サイトはAmazonを使うことが多い、というか、Amazonでは売っていないとか、欲しい商品が品切れになっている、というような場合じゃないと、Amazon以外を使うことはないのです。 基的に通販で買うのは、ゲーム、スマートフォンの充電器などのアクセサリ、DVDなどです。 日用品はあまり買いません。 fujipon.hatenadiary.com なぜ、通販でものを買うのか?と言われると、僕に関して言えば、地方都市住まいで、欲しいを大型書店に買いにいくのはけっこう手間がかかる、というのと(電子書籍があるものは、電子書籍にすることが多いのですが)、Amazonは最安値じゃないかもしれないけれど、少なくともそこそこ安くは買える、というのが理由です。 ゲームの限定版とか、実店舗で予約するのって、ちょっとめんどくさいじゃないですか。 それに

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    nozno 2017/11/20
    確かにそれは言えてます。他の通販サイトはとにかく面倒だって言うのがどうしてもあります。
  • 『闇サイト殺人事件』の被害者の「生きざま」を描いたノンフィクション『いつかの夏』と、犯罪被害者の実名報道について - いつか電池がきれるまで

    mubou.seesaa.net mubou.seesaa.net 僕は、被害者の実名報道は必要ないと思うし、被害者の写真や卒業アルバムをわざわざ探してきて、悲しげなBGMとともに「紹介」するワイドショーを嫌悪している。 僕とその家族が、ある事件の被害者になったとき、某新聞社の記者を名乗る男が家にやってきた。 憔悴しきっていたこちら側としては、とにかく、そっとしておいてほしかったので、そう言ったら、「取材に答えてくれなかったら、何を書かれても知りませんよ!」と捨て台詞を残して帰っていったのは、今でも忘れられない。もう20年くらい前の話だ。 もちろん、みんながそんな人ばかりだとは思わない、思いたくないけれど。 加害者のことはさておき、被害者に対しては、少なくとも家族がそっとしておいてほしい、と考えている場合には、実名報道も、人となりや写真などのプライバシーを明かすことはやめるべきだ。 「公人

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    nozno 2017/11/19
  • 翻訳者・通訳の仕事に近づくことができる7冊の本 - いつか電池がきれるまで

    cruel.hatenablog.com 僕は「ことば」を仕事にしている人の話を聞いたり読んだりするのが好きです。 憧れてはいるけれど、自分にはそれを仕事にするほどの能力も熱意もなかったのだよなあ。 ある意味、それを生業にしていないからこそ、傍観者として楽しめるのかもしれません。 冒頭のエントリを読んで、僕がいままで読んできた、翻訳者や通訳者のを思い出したので、そのうちのいくつかを紹介してみます。 (1)特盛! SF翻訳講座 翻訳のウラ技、業界のウラ話 fujipon.hatenadiary.com 大森望さんが書かれた。「翻訳者の心得」についての文章なのですが、これを読むと、「訳すだけ」で、「英語に詳しければできる仕事」のようなイメージがある「翻訳」とくに「海外文学の翻訳」というのが、いかに大変な仕事であるかがよくわかります。「森が見えていれば、それほど大まちがいをする心配はありません

    nozno
    nozno 2017/11/17
    読みやすいのが一番な気がします。
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