ブックマーク / www.ryoanna.com (31)

  • はてなブログフォトコンテスト2017年夏(自主開催) - RyoAnna

    毎年夏に開催されている、はてなブログのフォトコンテスト。優秀作に選ばれるとはてなのTシャツがもらえるため、皆こぞって参加する。まだTシャツを持っていない私は、ロンスタさんやtakoさん、OKPさんらにTシャツを自慢され、密かに苦々しく思っていた。さらに先日、持たざる者の仲間だったkaraageさんまでゲットしてしまい、いよいよ取り残され落ち込んでいた。しかし、私は思い出した。TKLさんという持たざる者がもう一人いたのだ。時には底辺同士、傷を舐め合うのも悪くない。 そんなはてなのフォトコンテストだが、なぜか今年は開催のアナウンスがない。だから私は独りでやることにした。写真は近所の公園で撮影したもの。先頭のチビっ子は池に落ちた。池は深くなかったが、全身ずぶ濡れだ。後ろのお姉ちゃんは無情にも早く上がれと急かす。弟のチビっ子は泣くだろうと思ったが、予想に反して踏ん張り、独りで這い上がってきた。なか

    はてなブログフォトコンテスト2017年夏(自主開催) - RyoAnna
    nukoblog
    nukoblog 2017/08/29
    こんな青色見たことない。すっごく綺麗。フォトコンテスト、私も勝手に参加したいです^ ^
  • 海の色 - RyoAnna

    海の色を作るのは難しい。早朝と夕方は太陽が勝手に彩色してくれるし、夜は月が脚色してくれる。難しいのは昼の海で、太陽も業が忙しいせいか色を作ってくれない。普段はしっくりくるクラシッククロームも、昼の海を撮るとくすんだ色になる。だからといってPROVIAやVELVIAにするとコテコテになる。竹島で使ったPRO Neg. STDあたりがちょうどいいかもしれない。今回はクラシッククロームで彩度を上げた。写真は中田島砂丘のスナップ。 撮影カメラ FUJIFILM X-Pro2 FUJIFILM XF 16-55mm F2.8 撮影地 中田島砂丘

    海の色 - RyoAnna
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    nukoblog 2017/08/08
    人の声、波の音、風の強さ。写真なのに伝わってくるのはなぜなのだろう。
  • 壁の規則性 - RyoAnna

    壁の模様に規則性を発見すると、ついついレンズを向けてしまう。昨日書いた斑入りと同じく、テクスチャはある種のフェチ要素がある被写体だ。ウィキペディアによるとテクスチャとは、「材料の表面の視覚的な色や明るさの均質さ、触覚的な比力の強弱を感じる凹凸といった部分的変化を、全体的にとらえた特徴、材質感覚、効果を指す」そうだ。壁のテクスチャも、写真で切り取った一部が全体を想像させるから、妙に惹かれるのかもしれない。コツコツ撮って集めよう。 撮影カメラ FUJIFILM X-Pro2 Carl Zeiss Touit 2.8/50M FUJIFILM XF 23mm F1.4

    壁の規則性 - RyoAnna
    nukoblog
    nukoblog 2017/08/06
    カメラを手にした人は、ただの壁でもこんな見え方ができるようになるのですね。夢が膨らみます。
  • クラシッククロームの階調を補正する - RyoAnna

    青色より藍色、黄色より辛子色、緑色より苔色が好き。そんな人には富士フイルムのフィルムシミュレーション「クラシッククローム」をおすすめしたい。彩度が低く、シャドーが強いので、原色の風景に情緒が生まれる。 ただ、クラシッククロームは全体が暗くなる傾向がある。シックな場面ならいいが、もう少し明るくしたいと思うこともある。そんな時はカメラの設定で、カラーを「+2」、シャドーを「-1」、ハイライトを「+1」にするといい。 この写真は該当の設定で撮ったもの。黒が潰れず、白が映え、緑が深くなる。落ち着いた雰囲気が好きだが、基調は明るくしたい。モスグリーンが好きだが、軽くしたい。そんな方におすすめの設定だ。 撮影カメラ FUJIFILM X-Pro2 Carl Zeiss Touit 2.8/50M

    クラシッククロームの階調を補正する - RyoAnna
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    nukoblog 2017/08/03
    この色を見ると、何度も欲しくなってしまう魔のカメラ。深く、キリッとした絵がとてもいいです。
  • 人の営みを表現するクラシッククローム - RyoAnna

    近所の工場から灯りが漏れていたのでレンズを向けた。富士フイルムのクラシッククロームは、錆びた鉄や古い木材と相性がいい。そこに人がいなくても、人の痕跡を写してくれる。工場は「こうじょう」か「こうば」と読むが、この写真で表現したかったのは「こうば」のほう。「こうじょう」は施設を指す言葉だが、「こうば」は人の営みも含んでいる。 撮影カメラ FUJIFILM X-Pro2 FUJIFILM XF 16-55mm F2.8 撮影地 近所

    人の営みを表現するクラシッククローム - RyoAnna
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    nukoblog 2017/07/18
    この色合いが最近気になってしまい、電気屋さんでちょくちょく触ってますよ。FUJIFILMのミラーレス。...高いけど欲しいです。
  • 名古屋栄の路地裏 - RyoAnna

    新宿と京都で路地裏の魅力に取り憑かれた私は、名古屋の栄にも同じような雰囲気の路地裏がある事を思い出した。 撮影した場所は、栄の広小路通りから呉服通りと伊勢町通りに入った辺り。新宿や京都と違って、栄の路地裏はビルの合間に点在している。点在している分、新旧のコントラストがより強い。路地裏から一歩外に出ると、綺麗な商業ビルが並んでいる。この対比が面白い。 撮影カメラ FUJIFILM X-Pro2 FUJIFILM XF 23mm F1.4 撮影地 名古屋栄(Googleマップ)

    名古屋栄の路地裏 - RyoAnna
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    nukoblog 2017/07/12
    ホントに綺麗。くっきりしていてなめらかで。
  • ブックカフェの発展形、京都天狼院書店 - RyoAnna

    先斗町で写真を撮った後、次の目的地に向かって歩いた。時期は6月の終わり。気温は高くないが、蒸し暑くて喉が渇く。道中で涼をとる店を探すと、一風変わった店構えを見つけた。京都天狼院書店だ。 天狼院書店の発祥は東京で、現在は京都と福岡にもある。書店ではあるがのセレクトは独特で、なかでも「天狼院秘」と呼ばれる企画が面白い。に黒いカバーをかけ、タイトルを隠して平積みしている。中身は不定期に変わるそうだ。 1階の書棚の奥には和室があり、2階にはソファーやコンセント付きのテーブルがある。2階はイベントスペースも兼ねていて、今月の7/22には写真教室「天狼院フォト部」が開催されるそうだ。 写真教室には興味がある。表現の幅が広がる可能性があるからだ。残念ながら地元の名古屋に天狼院書店はないが、機会があったらまた訪れたい。カフェ併設型から一歩進んだ書店だ。 撮影カメラ FUJIFILM X-Pro2 F

    ブックカフェの発展形、京都天狼院書店 - RyoAnna
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    nukoblog 2017/07/06
    黒と白だけでも、こんな表現ができるんだなぁ。懐かしさというか、行ったこともないのに妙な親しみを感じます。人の、記憶の風景と近いんでしょうか...。写真を見ているといろんなことを考えるので、楽しいです。
  • 路地裏に惹かれる理由、京都先斗町 - RyoAnna

    路地に惹かれる。それも道幅が極端に狭く、飲店が密集している繁華街の路地だ。 東京なら西新宿の思い出横丁や神楽坂の脇道。名古屋なら栄の呉服町通や伊勢町通を一入った路地。車は通れないし民家はほとんどないので、路地ではなく路地裏や横丁と呼ぶほうがいいのかもしれない。 繁華街の路地裏は互いの距離が近い。人との距離も近いし、店との距離も近い。片側の店のカウンターから聞こえる笑い声が、向かいの店まで聞こえる。そんな距離だ。 私は店のカウンターで知らない人と話ができるタイプではないし、知り合いでも会って話をすのは疲れる。どちらかというと、人とは距離を置くタイプだ。 だから逆に、路地裏に惹かれるのかもしれない。人との距離が近いから、話をしなくても人を感じることができる。店との距離が近いから、入らなくても熱を感じることができる。 今回の写真は京都の先斗町で撮影したもの。四条大橋から鴨川を眺めると、飲

    路地裏に惹かれる理由、京都先斗町 - RyoAnna
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    nukoblog 2017/07/04
    私はカメラのフィルター機能をよく使いますが、こういう見たままの風景もキレイですね〜。黒がはっきり出ていてかっこいいなと思いました。
  • 現在と過去をつなぐ建築、京都駅 - RyoAnna

    平日に仕事の休みが入ったので、京都に写真を撮りに行った。最初に選んだ撮影ポイントは京都駅。以前から、ガラスを多用した建築が気になっていた。 京都駅は線路が東西に走っていて、歩行者用のコンコースが南北を結んでいる。この吹き抜けはコンコースの北側、中央改札にある。 吹き抜けの東と西にエスカレーターと階段があり、三階まで上がることができる。これは西側の階段。 吹き抜けの二階部分には宙に浮かぶように設計された黄色い舞台があり、イベントがあると、この西の階段が観覧席になるそうだ。 階段を昇った先にはテラスがあり、京都の街並みを見下ろすことができる。階段もテラスも、屋根がないため開放的だ。 吹き抜けの最上部には、東西を結ぶガラスのトンネルがある。そこから改札を見下ろしたり、京都タワーを見ることができる。 この京都駅の吹き抜けは二十年前に建築されたそうだ。 設計したのは原広司さん。古都の雰囲気に合わない

    現在と過去をつなぐ建築、京都駅 - RyoAnna
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    nukoblog 2017/07/01
    今年の夏に京都に行くので、私も写真撮ろうと思います!!
  • 夏至 - RyoAnna

    仕事を終えて笹島の交差点に向かうと、ビルの隙間から夕陽が射してきた。樹木の影がどんどんこちらに迫ってくるようで、私は思わずレンズを向けた。 「何が撮れるんだろ(笑)」 若い女の子の声が聞こえた。ファインダーから目を離して振り返ると、オフショルダーの二人組が、背中を向けて遠ざかっていった。 できれば彼女たちに、この写真を見てもらいたい。タイトルは「夏至」。何も伝わらなければ、私が未熟だということ。少しでも心が動いたら、この先も写真を撮り続けられる。 撮影カメラ FUJIFILM X-Pro2 FUJIFILM XF 16-55mm F2.8 撮影地 笹島交差点(Googleマップ)

    夏至 - RyoAnna
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    nukoblog 2017/06/28
    柔らかい影ですね!
  • 情景を写す単焦点レンズ - RyoAnna

    大口径の単焦点レンズが好きで、X-Pro2を購入したのも、F1.4のレンズを使いたかったという理由が大きい。大口径のレンズは、絞りを開けるとピント面の前後がなだらかにボケる。私が写真を好きになった原点は、この柔らかい描写にあった。 たとえば今あなたが見ているスマートフォン。画面を見ていると周りの風景はボケているはずだが、ボケているか確認するために目線を移すと、ピントもそちらに移ってしまう。人間の目は、ピント面と周囲のボケを同時に見ることはできない。これを写真で表現してくれるのが、大口径のレンズだ。 中判カメラのレンズならF値は2.8でも十分だし、絞りを開けられるならズームレンズでもいい。ただ、ズームレンズは往々にして開放でもF値が大きい。望遠で撮ればボケは出るが、画角が狭いため臨場感を出すのが難しい。 画角が固定されている単焦点レンズは、自分の目の代わりになる。自分が見ている光景を、人間の

    情景を写す単焦点レンズ - RyoAnna
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    nukoblog 2017/06/23
    “人間の目は、ピント面と周囲のボケを同時に見ることはできない”なるほど...その通りだと思った。写真のボケの魅力って、こういうことなんですね。