米国で今年5月、30歳を過ぎても自立しない“ニート息子”に頭を悩ませた両親が、家からの立ち退きを求める裁判を起こし話題となりました。日本でも、自立しない子どもを家から追い出すために法的手段を取れるのでしょうか。 米ニューヨーク州シラキュース近郊で今年5月、30歳を過ぎても自立しない息子を家から出そうとした両親が法的手段に訴えたことが話題となりました。 地元紙によると、両親は「息子が家賃を払わず、家事も手伝わず、両親による自立資金の提供も断って実家に住み続けている」と訴え、同州の裁判所に「息子の実家からの立ち退き」を求めて提訴。郡最高裁の判事は5月22日の公判で、息子に退去を命じました。両親は息子に対し「あなたのような貧弱な職歴の人でさえできる仕事はあります。仕事を見つけなさい。働かなくてはいけません」とコメントを残しました。 これについて、SNS上では「面白い裁判」「日本でもやるべきだと思