東京大学生産技術研究所のマイルス・ペニントン教授と同大「DLXデザインラボ」がデザインした公衆トイレが2月22日、渋谷・幡ヶ谷(渋谷区幡ヶ谷3)に完成した。 使い方に応じて配置を変えられるベンチを備える 日本財団(港区)が展開する、建築家ら16人が参画し区内の公衆トイレ17カ所をリデザインする「THE TOKYO TOILET」プロジェクトの一環。「暗い」「汚い」「臭い」「怖い」「危険」などのイメージから入りづらい状況がある公衆トイレを、デザイン・クリエーティブの力を活用し「誰もが快適に使用できる」ようにすることを目指し2020年8月から取り組んでおり、同所で15カ所目となる。 ペニントンさんはデザイン先導イノベーション分野が専門で、2017(平成29)年に同大着任のために移住。東京大学生産技術研究所の同ラボの運営に携わっている。 手がけたのは、笹塚出張所前交差点に位置する幡ヶ谷公衆トイレ