ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (11)

  • 「黒人を差別する白人」の動画を拡散されて、すべてを失った...あの「セントラルパークのカレン」の今

    <2分の映像が世界に拡散されて炎上し、勤務先も解雇された白人女性が真実を語る> 「リストカットしろ」。見知らぬ人がメールで言ってきた。 「おまえなんか刑務所でレイプされちまえ」。名も名乗らず、電話でそう言う人がいた。 私の名前はエイミー・クーパー。でも、みんなが知っている私は「セントラルパークのカレン」。私の名は知らなくても、前後の大事な脈絡なしに世界中で流されたわずか2分の映像で、たいていの人が私と私の話を知ったつもりになっている。 みんなが信じて拡散した話はこう。白人の「セントラルパークのカレン」が無実のバードウオッチャーである黒人男性を、肌の色だけを理由に警察に通報した(英語圏では傲慢で人種差別的な白人女性を「カレン」と総称する)。 でも、当の話はこうだ。 2020年5月25日、私は犬を連れてセントラルパークへ散歩に行った。ちょうど犬にリードを付けなくていい時間帯だった。帰りは、

    「黒人を差別する白人」の動画を拡散されて、すべてを失った...あの「セントラルパークのカレン」の今
  • イギリスで生後6ヶ月未満の子犬・子猫の販売禁止へ 日本では周回遅れの議論続く

    生後約3ヶ月の子犬と成犬。主な先進国では、社会化や健康管理の観点から、これよりも幼い8週齢(生後約2ヶ月)未満の子犬の販売を禁じている。イギリス(イングランド)は、それをさらに6ヶ月に引き上げる法律を導入する。撮影:内村コースケ <イギリス政府は先月、生後6ヶ月未満の子犬・子の販売を禁止する方針を発表した。劣悪な環境での繁殖や親元から幼いうちに引き離すことによる健康・社会化への悪影響を防ぐのが狙い。一方、日では、既に英国などで常識となっている生後8週間未満の子犬・子販売の規制の是非が、今秋にも国会で審議される> 英国のイングランドで施行される見込みの新法は、通称「ルーシー法」と呼ばれている。悪徳ブリーダーの元からレスキューされたキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの繁殖犬『ルーシー』の名にちなみ、英国内の複数の動物愛護団体が、子犬・子販売の規制を現状の8週齢未満から6ヶ月未満

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  • ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

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  • 人種差別を理由に代表引退のエジル そしてドイツでわき上がる論争

    エジル代表引退をきっかけとして、人種差別論争がわきあがっている REUTERS/Dylan Martinez <ワールドカップで惨敗したドイツ代表の中で、非難を浴び続けたのが、トルコ系のメスト・エジル選手。人種差別の問題が複雑に絡みドイツで論争がわき上がっている> フランスが2018年FIFAワールドカップでの快進撃に沸く一方で、まさかの一次リーグ敗退を喫した前大会優勝のドイツは、その「犯人探し」に躍起になっていた。敗北はチームやサッカー協会全体の責任であるはずなのに、スケープゴートとして非難を浴び続けたのが、トルコ系のメスト・エジル選手だった。 エジル選手はドイツ生まれで、ドイツ国籍だ。にもかかわらず、非難が集中した理由がそのプレイではなく、人種的バックグラウンドだった。そして、不当な人種差別を理由に、エジル選手は22日、「(かつては誇りに思った)ドイツのユニフォームをもう着たくない」と

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    oooooooo
    oooooooo 2018/07/28
    「差別を絶対に許さないという市民」の中にもカジュアル・レイシズムがいて、カジュアル・ジャスティスというべき層を感じる
  • アメリカでようやく根付き始めた日本のライトノベル | 渡辺由佳里 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    アメリカの大手書店チェーンではライトノベルがマンガと一緒に並べられている Yukari Watanabe/Newsweek Japan <日ライトノベルの英訳は「会話とキャラクターを中心に」読み進める、マンガのサブジャンルとしてアメリカでも人気が出始めた> 日で非常に良く売れている「ライトノベル」のジャンルだが、2000年代にアメリカで翻訳出版として上陸したときには単発での成功はあったものの根付かなかった。いったん撤退したような形になったが、2014年に「再上陸」した後は売上を倍増させ、定着する気配を見せている。 アメリカには、ティーン読者を対象にしたYA(ヤングアダルト)という人気ジャンルがある。売上高が400億円近い巨大なマーケットで、ヒット作を出した作家の年収が25億円を超えることも少なくない。 YAはファンタジーやロマンスの内容が多いジャンルなので、日の読者は翻訳された日

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  • 子アライグマが高層ビルの外壁に ミネアポリスは失神寸前

    18階の窓枠からこんにちは。不安そうな表情がたまらない Paige Donnelly law/TWITTER <米ミネソタ州ミネアポリスの住民は、都会では滅多に味わえないスリルを味わった。アライグマが、ビルの外壁をよじのぼっていくのだ。もう飛び降りるには高過ぎる。あとは屋上まで登る知恵があることを祈るしかない> 12日の火曜、アライグマが25階建てのUBSビルの外壁を登りはじめた。どんどんどんどん高く登り、その姿は小さい点のようだ。ビルの中からも地上からも「もうこれ以上耐えられない」「心臓マヒを起こしそう」との声が上がる。 What you've all been waiting for... #MissionImpossible #MPRraccoon @kare11 @ElleryTV @DPet_KARE11News @timnelson_mpr pic.twitter.com/SZ

    子アライグマが高層ビルの外壁に ミネアポリスは失神寸前
    oooooooo
    oooooooo 2018/06/16
    “夜中、昼寝から覚めた” / nap は仮眠やうたた寝でよかったのでは。とはいえ夜行性だからいい気も
  • ペットショップは「新品」の犬を売ってはいけない

    ペットを飼うなら、シェルターにいる犬やが第一選択肢であるべき? Kevin Lamarque-REUTERS <動物福祉「先進国」、米カリフォルニア州の新しい法律が、シェルターで殺処分を待つばかりの犬やの命を救う> 動物好きには嬉しいニュースだ。米カリフォルニア州で、ペットショップは保護された動物(具体的には犬、、ウサギ)しか店に置けない、という法律が間もなく成立する。すでに州上院を全会一致で通過し、知事の署名を待つばかりだ。 成立すれば、ペットショップは保護した犬、、ウサギしか販売できなくなる。いわゆるパピーミル(悪徳繁殖業者)から仕入れた場合はもちろん、ブリーダーから仕入れた場合も販売できない。ペットを買いたい人は、保護されたペットをもらうか、ブリーダーから直接買うことになる。 法律の狙いは、ペットショップが保護動物を引き取るよう後押しすることで、保護されたペットが生き延びるチ

    ペットショップは「新品」の犬を売ってはいけない
  • 人々はスマホに自分の運命を賭け始めた?

    今この瞬間、中国で暮らしているわけではない人に、中国の生活においてスマートフォンがどれだけ重要であるかを言葉で説明して理解してもらうのは難しいかもしれない。 もちろん、「日だってスマホなんてとっくに普及しているし、必需品になっている人は多いよ!」と思うだろう。でも、日で暮らしているわけではないわたしが言ってもこれまた理解してもらえないだろうが、北京や上海で暮らす人のスマホ依存率はたぶん、東京を超えている。 わたしも昨年の旧正月前に初めてのスマホを買ってから、ニュースや知り合いのジャーナリストが推薦する情報などをスマホで受信するようになって、原稿テーマの情報源はスマホからが5割、ツイッターやフェイスブックなどSNSが3割、購読しているメディアのニュースレターが2割になっている。ツイッターとスマホが別なのは、中国ではツイッターへのアクセスがブロックされるためにその利用に「壁越え」用ソフトが

  • ベルギーの双子が安楽死を選んだ理由

    生まれつき耳が聞こえなかったベルギーの45歳の双子の兄弟が、昨年12月に安楽死を選択していた。 兄弟が同時に自殺ほう助による死を選んだ最初のケースだ。さらに2人とも極度の痛みに苦しんでいたわけでも末期患者でもなかったため、ヨーロッパでは安楽死の是非について議論が再燃している。 聴覚障害のあった双子、マークとエディー・バーベッセムは、病で視力も失うことが分かってから安楽死を依頼できる医師を探し始めた。お互いの顔を見られなくなってしまうことが耐えられなかったからだという。 彼らの願いに手を貸した医師デビッド・デュフールによれば、2人は穏やかな最期を迎えたという。「コーヒーを飲みながら両親やきょうだいと最後の会話を交わしていた。その別れはとても平穏で美しかった。2人は最後に小さく手を振ってさよならをした」と、デュフールはドイツの地元メディアに語った。 ヨーロッパではベルギーのほかにスイス、オラン

  • 「フジ子・ヘミング現象」の何が問題なのか?

    ピアニストのフジ子・ヘミング女史のリサイタルを聞く機会がありました。場所は、ニューヨークのリンカーンセンター内のアリス・タリー・ホール。東日大震災のチャリティーという主旨もあって、多くの聴衆が集まっていました。その聴衆ですが、ザッと見渡したところ95%は日人のようで、場内のアナウンスも日語だけであったり、在米日人コミュニティーのイベントということは明らかでした。改めて日でのフジ子人気の凄さを感じさせられました。 リサイタルの内容ですが、一部で言われているような「超スローテンポ+旋律の濃厚な味付け」のユニークな演奏というのではなく、端正でロマンチックな普通の演奏でした。確かにテンポに変化をつける部分はありましたが、一小節内のリズムは良くも悪くもメトロノームを刻むような正確さがあり、節度を崩した演奏という印象はありませんでした。 メカニックにしても解釈にしても最近のピアノ界の様々な「

  • 世界の武装ゲリラがトヨタを愛する理由

    レジャー用なのに 紛争地でも交換部品がすぐ手に入るほど出回っている(アフガニスタンでゲリラ戦に備える米兵、02年) Paula Bronstein/Getty Images 数年前、アフガニスタンでアメリカ軍と武装勢力の戦闘が激化し始めた頃、アメリカの対ゲリラ戦専門家デービッド・キルカランは、新しい模様のタトゥーを彫ったゲリラ兵がいることに気付いた。 それは、イスラム原理主義組織タリバンを象徴するものでもなく、アフガニスタンを象徴するものですらない。そのタトゥーは、カナダ国旗のカエデの葉を描いたものだった。 不思議に思って調べてみると、場違いなカエデの葉は、アフガニスタンと世界中のゲリラ戦で極めて重要な役割を果たしている(とキルカランが見なす)「武器」と関係があると判明したと言う。その武器とは、軽量で極めて頑丈なトヨタのピックアップトラック、ハイラックスである。 「(ハイラックスは)特にア

    世界の武装ゲリラがトヨタを愛する理由
    oooooooo
    oooooooo 2011/09/13
    ハイラックス
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