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ブックマーク / murashit.hateblo.jp (26)

  • 日記をはじめる前に - 青色3号

    久しく「日記」のようなものを書いていなかったので、ここらですこしやってみようと思った。 いや、実はもうちょっと理由があって。自分が置かれている環境の変化についてインターネットに書いていないことが、ひどく気にかかるようになってしまったのだ。そもそもの話として、自分には、プライベートのことや仕事なり学業なりのことをインターネットで進んで話したくないという想いがいまだにある。話すとしても、すでに思い出になってから。はじめてインターネットに触れたとき、そこにあったのが偶然にもそういうタイプのインターネットだったからというだけの話なのだが、それをいつの間にか内面化していたわけだ。ただ、いつまでもそれだけでインターネットをできるわけでもなかったようで。同じアイデンティティのまま長くやってりゃそうなるわという話なのか、それとも「プライベートでも仕事でもない領域」というのが狭まってしまったのか。どちらもあ

    日記をはじめる前に - 青色3号
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    plugged 2018/04/23
  • "Cyberpunk in the Nineties" を訳した - 青色3号

    思うところあってブルース・スターリングの"Cyberpunk in the Nineties"を訳しました。 拾ったのはここ。原文自体はもともと『インターゾーン』誌に発表されていたもので、それをギャレス・ブラウン*1がHyperCardで作ってたスタック*2に(スターリングの同意のもと)転載し、左のリンクはそのWeb版という位置付けのようです。ややこしいですが、とくに怪しいものではないはずです。 とはいえもちろん、こちらは完全に勝手に訳したもの。あくまで参考に、という位置付けではあります。 じつはすでにハヤカワの90年代SF傑作選の上巻で金子さん*3の翻訳がありますので、ちゃんとしたものが読みたい!という方はそちらをどうぞ。こちらは「80年代サイバーパンク終結宣言」というタイトルとなっています。 というわけで、以下。 90年代のサイバーパンク by Bruce Sterling 今は昔、1

    "Cyberpunk in the Nineties" を訳した - 青色3号
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    plugged 2013/03/03
  • 都市 - 青色3号

    三次元的に入り組んだ石造りの城塞都市がある。どの通りもせいぜい人がすれ違えるほどの幅しかなく、道なりに進んでいるといつの間にか先刻は見上げていたはずの渡り廊下を歩いていたりする。今日あった道は明日にはない。街で最も頻繁に出会う職業は大工と左官で、しかしみな死んだ魚の目をしている。私はこの街の郵便配達員で、今日も抽象究まる住所の記された手紙を左手に困惑している。そもそも番地などというものを置くことのできない都市であるのだから、そんな状況は毎度のことで、それでもどうにかやってきた私は、いまもこの都市で暮らしている。どこから給与が出ているのかは知らない。具体的な順路、つまり相対的な位置が書いてある場合はまだよいのだけれど、差出人が独自に絶対的な座標を書こうものなら私はそれを一日がかりで解読しなければならない。解読できたと自信を持てたことなど一度もない。差出人も受取人も、そんなことはどうでもいいら

    都市 - 青色3号
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    plugged 2012/06/20
  • blogはスライドの時代へ - 青色2号

    表題の通りです。 たいへん面倒臭かったのでもう二度とやりません。

    blogはスライドの時代へ - 青色2号
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    plugged 2012/05/25
    仕事で使われると眠くなってしまうスライドも、ブログだとこんなに素敵になるの!?
  • 自転車で帰省した話(まとめ) - 青色2号

    というわけで、箇条書きで。 気力体力よりも計画力判断力 競技じゃないんだから体力はそれほど要らない。。 気力なんてものは「いまから自転車で○○へ行きます」とtwitterに書くなりして背水の陣を敷くだけで済みます。 バイパスをいかに避けるか、起伏はどうなっているのか等々を調べ、綿密かつ柔軟な計画を立てることのほうがよっぽど大事だと感じました。 国道標高図やナビタイムの自転車ルート検索にはお世話になりました。 今回は(金銭的な制限はあったものの)時間が制限されていなかったため無理をする必要がなく、それほどシビアな判断力は要求されなかったけれど…… 場合によっては「きちんと諦められる」というのが重要なんだろうな、とか。 無計画も計画のうち、みたいな話もあるけれど、そのあたりの見積りも含めて。 装備の話 野宿するかしないかでずいぶん変わってきますが…… 当然と言えば当然なのですが、ネカフェであれ

    自転車で帰省した話(まとめ) - 青色2号
  • 自転車で帰省した話(4日目) - 青色2号

    10月19日夜。 例の会合に行くということでまずは無免許さんとこの事務所(カフェができそうなくらい綺麗だったというかここでカフェみたいなことするらしいという話を前日聞いていたがほんとにその通り快適だった)に集合し、すこしだけ紹介などされ、飲み会のお店に参ります。最近開店したらしい飲み屋さん、もちろん小さな街(失礼かしら)ですから参加者皆さんと知り合いどうしというか、そういうお店でした。「こうこうこういうことがあって飯田にやってきたんですよ」という説明をするわけですが、こと「インターネットで知り合った」という事実は若輩者の僕にはどうにも恥ずかしいことのように思えてしまうわけです。しかし無免許さんはまったく頓着なさらぬ(かっこいい)。そんなこんなで参加者のおじさまがた(僕を除いた平均年齢はたぶん僕の年齢よりも10以上上なんじゃないかっちゅう)も続々いらっしゃいまして、じゃあはじめましょうってな

    自転車で帰省した話(4日目) - 青色2号
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    plugged 2011/11/18
  • 自転車で帰省した話(3日目) 2011-11-10 - 青色2号

    ※今回は自転車にほぼ乗りません。 *** 前回の終わりに「諸事情によりこの後車で長野県へ行くことになる」と書きました。いったいどういうことか。説明するためには時間をすこしだけ遡らなければなりません。帰省するちょっと前のこと。 ある日、無免許さん(id:llena)からtwitterのダイレクトメッセージが届きました。「おいちょっと仲良くしようぜ」とかだいたいそんな旨。仲良くしたい僕は「仲良くしたいのですがこんど実家帰る予定なのです、どうしましょう」という旨返事をすると、「じゃあその途中でうち寄りなよ」いやしかし「寄りたいのですが自転車なんですよ……電車賃もあんまりなくて……」「じゃあ車で自転車ごと迎えに行くよ」……なんだと……「では浜松までお願いいたします」。大まかに言ってこんなやりとりがありまして、僕はこの日長野県に向かうことになりました。回想おしまい。ええと、意味がよく分からないと思い

    自転車で帰省した話(3日目) 2011-11-10 - 青色2号
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    plugged 2011/11/12
  • 自転車で帰省した話(2日目) - 青色2号

    10月18日。 8時半に起床。沼津駅前で朝飯を適当にって9時過ぎくらいに出発。静岡県内の国道1号はほとんど自動車専用のバイパスらしく、どういうルートをとったらいいのか悩んだけれど、とりあえず380号線沿いを進むことにする。信号も少なく交通量もそれほど多くないのでしばらくは快調に進めたのだけど……富士市に入ってからはそうでもない、というか、どうやって富士川を越えたらいいのかしばしGoogleMapsを見ながら悩んだ。今回の帰省のために(貧弱すぎてまともにGoogleMapsも使えない)iPhone3Gを4Sに新調したのだった。それがここでようやく功を奏した。ありがとう。 でもって、富士山がすぐ近くに見えるということに気がついたのは富士川を渡る直前。そういえば昨日だって見えていたはずなのにぜんぜん気がつかなかった。けっきょくこの日通して、富士山をじっと見つめたのはそのときだけ、富士川を渡る橋

    自転車で帰省した話(2日目) - 青色2号
  • 自転車で帰省した話(1日目) - 青色2号

    写真もなにも撮っていないのでブログのエントリとしては何も面白くないのですがとりあえず日記だけ。東京から岡山までのうち、とりあえず1日目。東京から沼津まで。 *** 10月17日。 下宿を出たのは深夜3時半。当は5時くらいに起きて準備してから出ようと計画していたはずなのに。前日は早く眠らなければ早く眠らなければとそればかり考えていたけれど、けっきょく一睡もできなかった。元気な17日のうちに箱根を越えようという予定だった。はじめてのことだからどのくらい時間がかかるか分からない。分からないから不安になる。不安になって眠れなくて、それじゃあ「元気な一日目のうちに」なんてできるのかとさらに不安になる。くよくよするのはやめよう、とりあえず早く出れば早くには着くのだろうということでとりあえずもとりあえず、家を出たのが3時半。 東海道を行くならとりあえず日橋から出ねばなるまいと日橋。深夜というか早朝

    自転車で帰省した話(1日目) - 青色2号
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    plugged 2011/11/06
    1日分でも濃い。続きも追いかけたい
  • 紙の民 - サルバドール・プラセンシア - 青色3号

    ドンキホーテの昔から、それは。 筋書としては、小説の登場人物が、これ以上俺のことを監視し運命をいいように扱うのはやめろよ!と、著者に対して反乱をしかける、というもの。分かりやすいといえばその通り、たいへん分かりやすい話にみえます。マジックリアリズムとはちょっと違うような気もするんだけど、そういった小説でちょこちょこ出てくるような不思議がガシガシ出てきて、まずそういう面白さがあるのだけれど―― ――普通だったら、わりと笑えるんですよね、そういったものって。もちろん時には感傷を高めてくれる役割を果たすこともあるんだけれども、やっぱり「馬鹿馬鹿しい!ゲラゲラ!!」みたいなところが主だと思っています。すくなくとも僕はそういう読みかたをする。なんだけれども、こののなかではそうはいきません。なんたって、主人公(と言っていいと思う)であるところのフェデリコ・デ・ラ・フェ(寝小便の人)と、著者=土星であ

    紙の民 - サルバドール・プラセンシア - 青色3号
  • 中二階の神さま - 青色3号

    私の生まれ育った町には奇妙な風習があった。家を新しく建てるとき、必ず中二階を造らなくてはならない、というものだ。町に団地なんてものはなかったから、従って殆どの家に中二階があったということになる。そしてこの中二階(の小さな部屋)が何に使われるのかといえば、「おっさんを泊めるため」としか言いようがない。そう、あの町には奇妙な風習とともに、奇妙なおっさんが住んでいたのである。 さて、いま私は「おっさん」と言ったけれど、町の人々はみな彼のことを「神さま」と呼んでいた。もちろん私も、かの地に住んでいるころは、やはり彼のことを「神さま」と呼んでいたのだ。したがって、ここからは彼のことを「神さま」と呼ぶことにしたい。 記憶のかぎりでは、私がはじめて神さまを見たとき、彼はだいたい五十歳くらいで禿頭、夏だったからステテコにランニング、そんないかにもおっさん然とした姿だったと思う。それは神さまが我が家の中二階

    中二階の神さま - 青色3号
  • ■ - 青色3号

    今日は花を売ることについて書きます。僕は現在アルバイトをしていて、それが花屋なんだという話です。僕の肩書は未だにいちおう大学院生と言ってよいのですが、まったく学校へは行っておらず、卒業なんてものはとっくのとうに諦めています。就職活動(アゲイン、なんたってこの春やっていたのですから)なんて言葉が脳裏を掠めるのですが、そんなものは来春にやっておけばよろしい。だからといって何もせずにいるわけにもいかないというか、いや、勉強などやらねばならないことも多々あるのですけれど(やってはおるのですけれど)、やはりお金も必要、というわけでここ数ヶ月は花を売ってって寝る(インターネットもする)生活をしているというわけです。 花屋といってみなさんが思い浮かべるのはどんな光景でしょうか。僕がやっているのはその想像をあと三段階くらい泥くさくしたものだと思っていただきたい。花束を作るなんてことは新米の僕にはできませ

    ■ - 青色3号
  • 夏の思い出とか - 青色2号

    夏の思い出とか - 青色2号
  • The Revolution Will Not Be Jacked-in - 青色28号

    みなさんblogを書きましょうってことを主張したいがために日わたしはこの日記を書きはじめます。つまりこの日記は、ここ、インターネットにいるみなさまのために、インターネットを題材として、インターネット上で発表する、インターネット完結的な日記ということになります。 さて、どうしてわたしがこんなことを書きはじめたのかということから説明しはじめなければなりません。ものごとには順番というものがありますから。つまり、なんの因果かこんなところに辿りつくリンクをクリックしてしまったりその他様々なやりかたでこのd:id:murashitを目にすることになった哀れなみなさんの気を惹く、いや、惹かないまでも、いきなりつきはなしはしない方策が必要とされるわけです。そう、そこで理由です。わたしが是が非でもここに世迷いごとを書きつけずにはいられなかった理由。もったいぶっていてもしかたがありません、さっさと言ってしま

    The Revolution Will Not Be Jacked-in - 青色28号
  • ゼロ年代SF傑作選 - SFマガジン編集部 - 青色28号

    さいきん日の短編SFアンソロジーをちょいちょい読みながら、その魅力にすっかりハマってしまいましてね……今日はそのあたりの紹介をしてみようとっています。 アンソロジーつって、どんなのがあるかと言いますと、ハヤカワの「ゼロ年代SF傑作選」、創元社の「年刊日SF傑作選」シリーズ、河出書房の「NOVA」シリーズあたりでしょうか*1。で、今日は第一弾としてハヤカワの「ゼロ年代SF傑作選」*2についてすこしだけ書いてみようと思います。*3 そんなわけで、以下掲載順に、個別の感想。 冲方丁「マルドゥック・スクランブル "104"」 マルドゥックシリーズは面白いらしいと聞きながら、すみません、未読なのですが、そんな僕でも非常に面白く読めたこの短編。 ガジェットやアクション、ところどころ見せるバカバカしさ、そして何より、いかにもアメリカンな会話。そういうすべてにハリウッドのSF映画っぽさが詰めこまれてお

    ゼロ年代SF傑作選 - SFマガジン編集部 - 青色28号
  • 翻訳小説の愉しみ - 青色28号

    こんにちは。いつもお上品な僕ですが、今日はそのお上品さに磨きをかけたしゃらくせえ口調で、翻訳小説って何が面白いのか、そんなところに焦点を当ててお話していきたいと考えています。 なんでまた翻訳小説なんですか? そもそも「翻訳小説」とはなにかといえば、海外文学を日語*1に翻訳した小説のことです、そのまんまですね。そしてここで特に注目したいのは、「翻訳」という過程を経たからこそ得られる愉しみがあるということ。そう考えて今回は「海外文学」ではなく「翻訳小説」と銘打ってみました。 でもって、なぜそんなことを、誰にも聞かれないのにわざわざ喋りだすのかと言いますとですね……いきなり自分語りになってしまって恐縮なのですが、そもそもぼくが小説というものに主体的な興味を持った高校生のころ、日人が日語で書いた小説にしか興味がなかったということに由来します。どうしてだったのかと言えば、言葉の芸術(技芸?)と

    翻訳小説の愉しみ - 青色28号
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    plugged 2010/04/23
    面白い。タイトルだけで「同じ本」として見てしまっていたけど訳者によってこうも違うんですね
  • これが2010春、最新のお花見スタイルだ!! - 青色28号

    みなさんお久しぶりです。おはこんばんちは(やっちまった感)!今日はいたく寒い一日でしたが、各地でお花見など催されていたようで、もしかすると皆様のなかにも「今日お花見行ってきたよ!」なんて方がいらっしゃるかもしれません。流行に敏感な青年であるところのぼくももちろん桜を見物しにひとりワンカップを飲んできましたので、その写真をすこしだけ皆様にもご覧いただこうとおもっています。 とはいってももちろんこの時期ですからそれほど盛大に咲いているというわけでもなく。ああ諸君あれが東京の空だ、夜の空さえ輝いて見えるのだ。まだ見ぬ未来都市がここに!そんな近所の公園、かじかむ手を躍起になって押さえながら、未来都市には緑が多いのねとロマンチックなおもいを慰めていました。 ワンカップを右手に持ち無駄に気取っているぼくはピントを合わせることもままなりません、手のブレもおさまりません。故郷のお父さん、お母さん、元気でい

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    plugged 2010/03/29
    泣いてしまいそうになった(恐い)
  • 天体による永遠 - ルイ・オーギュスト・ブランキ - 青色3号

    id:goldheadさんが度々言及されている*1のを見て手にとらずにはいられませんでした.冷徹なロマンティシズムに満ちた一冊. なにが語られているかといえば「永遠の時間のなかの無限の宇宙から演繹されることがらについて」といったところで,これは熱力学の法則も無視したような宇宙観であるからして,現代の科学に照らし合わせてみればそりゃあもう荒唐無稽であると言って差し支えないものだといえるでしょう.じっさい巻末に付いている出版当時(1800年代末)のジャーナリズムの反響についての項を読めばその当時だって科学的とはいえないものだったということが分かる. このを読むなかで読者は「無限という分母の前ではどんなに大きな分子もゼロになってしまう」というあたりまえのことを何度も何度も確認していくことになります.どんな確率分布もマイナス無限大からプラス無限大まで積分すれば1になるってのは実はおそろしいことな

    天体による永遠 - ルイ・オーギュスト・ブランキ - 青色3号
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    plugged 2009/11/17
    読みたい
  • 陳腐なものたち、モノクローム、あるいは差押えられた表現・まとめ - 青色28号

    murashit 網のはずされたバスケットゴール murashit すべり台の塗装の剥げ murashit 雑居ビルの濡れた壁と乾いた壁とのさかいめ夜 murashit 年賀状のやりとりのある生活 murashit キビキビ動くバイトの子 murashit 実現するはずのない夢のはなし murashit 家々を反射するエンジン音 murashit 議事録をとった鉛筆 murashit 世界征服を諦めた幼馴染 ch1haya メロン専用スプーン ch1haya 離れないレゴブロック ch1haya バスタブと窓の間に引かれた線と黴 ch1haya 棚と天井の間 _mk2 崩壊したブロック塀のかけら _mk2 家屋と家屋の隙間で死んでいる三輪車 minatosakura ぬくもりを残し揺れるブランコ _mk2 かすれた横断歩道の白線 ch1haya 五つ並んだ犬シールの下、たんぽぽ mura

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    plugged 2009/10/19
  • 僕とコンドームの1日間戦争 - 青色3号

    下等遊民になりたい。 そう思ったのはいつのことだったろうか。君にガルシアマルケスといえば何を連想しますかという問いかけをしてから1年経った。そういえばあの日の夕方も残暑の夜の涼しさに肌を侵されマクドナルドのテラス席で煙草を吸っていたのだった。煙は2度と同じ形をとらないのだろうが、僕は1年経った今日この日にもおなじ思考を抱え、所持金はあと128円だ。俵万智メソッドのおかげで僕は毎日がにちようびだ。 家に帰ってきた。藤子・F・不二雄大全集のドラえもん第1巻を買ってきたはいいけれどロボ子ちゃんの出てくるエピソードを5回読んで以来手にとっていない。面影ラッキーホールが100万人のポルノスターについて歌っている。部屋の冷房をつければ刻々と電気代が加算されていくのは分かっているけれど、請求されるのは来月のことだし、まあなんとかなるだろう。下等遊民になりたい。 そもそも金がないのはF全集を買ったせいも

    僕とコンドームの1日間戦争 - 青色3号
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    plugged 2009/08/18
    平成の文豪がいまここに